2019年12月07日

絵・イラストの描き方の添削例は?【直し方法】一覧リストアップ!

もちろん絶対的に正しい描き方ということはなく、描き方はその人の自由なのですが、(評価や添削をしてもらったことがあったので)足しになるように今回はこの内容で入れてみます。

会った人によってアドバイスは色々だったのですが、体験的には(前に触ってますが)そういった感じで忙しいなか会ってくれてものすごくうれしかったです。

実は正直、デッサン苦手ですが人体好きなこともあり、絵のチェックポイント一覧にまとめてみましたので(褒め言葉もアドバイスも表裏一体なので、逆の意味の言葉も重要と思います)よかったらという感じです。


チェック項目ポイントリスト
・絵を描く道具に慣れている
・人物やキャラクターなどの描き分けができている
・絵柄が新しい
・絵に個性がある
・大きく描けている
・おもしろい(アイディアやキャラクターなど)
・情感がある
・ストーリー性が見える
・絵がかわいい(きれい、かっこいいなど)
・画面構成や構図が工夫されている
・描線がきれいに描けている
・絵の仕上がりが丁寧である
・デッサンがよくできている
・人間や動物、キャラクターなどの表情や動作を生き生きと描けている
・動きのある絵が描けている
・印象的な絵である
・背景が描き込めている(状況がわかりやすい)etc.


ほかにもまだありますが、一般的にこのあたりが通例でしょうか。例えば、「人物が生き生きと描けている」だと「人物の気持ちがわかりやすい」も当てはまるのでおもしろいです。


「絵のコントラストを強くしたいときにどうしたらいいか?」も触れておくと、一般的にいわれる基本的な方法として、影の部分をさらに暗く濃くして、明るい部分を明るくするという方法があるので、やってみると便利と思います。こうすると明暗がでてくるので絵やイラストがはっきりとしてくるので、わかりやすいです。


具体的な方法としては「影の暗い部分は細かく描かずに、光の当たる明るい部分は細部も描く」という方法です。

絵が上手になる、上手く見えるようになるというテクニック系の話題としても有名です(絵の技法については、また新しくピックアップしてみます)。


実際にリアルなやり方として、絵の中のどこを暗くしたらいいか?どこを明るくしたらいいか?については、目安として人によく見せたい部分、見て欲しい部分を明るくするという書き方もできます。特に見てもらえなくてもいい部分は暗くして、押し出したい部分をぱっと明るくすることに目安をおいておく、言い換えると、細かい部分だったりディティールを見てほしい部分は明るくするともいえます。この方法の良いところは、絵にメリハリが出てくる点です。絵がぼやけてるとされるときの対策として、色でくっきりはっきりさせてメリハリを付けること、描くところは描く、描かなくていいところは描かない方向性はわかりやすいです。


具体的な影色の作り方の例として、注意点や気をつける点のひとつとして、陰影など影の色が真っ黒だと柄の種類によっては自然でないといわれることもあります。黒に何か緑色や青色だったりを混色する方法や、黒色にウルトラマリンを同量に混ぜてほんの少しだけ白色をミックスして自然な影色を作るという簡単な方法もあります(料理レシピみたいですが)。グリザイユ画法(技法)などもありますが、初めのころの影色の作り方がわからないときは、こういう方法も、比較的わかりやすいのでおすすめです。


人物について


女性も男性も共通で、顔の描き方で便利な方法だと、耳の上の付け根と目尻をほぼ同じラインに描くという描き方もあるので、このあたりは実際に自分の顔を、

指でぺたぺた触って顔のパーツの位置関係を確認したり、メガネをかけている人はツルのあたりをなぞって触るとわかりやすいと思います。

念のため、こちらも一気にプラスしておきます。

人間の体のラインだと男性らしさを出す方法として、男性は直線的にゴツゴツ気味にする、血管を浮き立たせたりスジを出すやり方などもあります。簡単にいくと、関節や筋肉を目立たせます。例えば手も、骨のすじを描くと男性っぽい手になるので不思議です。「ひじの位置をどこにするか?」これに悩むときはウエストと同じくらいの高さを目安にするのもひとつの方法です。「足の長さはどのくらい長くするか?」については、足首から膝までの長さと膝から腰までの長さを同じくらいにする描き方もあります。逆に女性らしさを出す方法としては、やわらかいカーブの線を強調する、つまり、直線ではなく曲線を多めに出すなどがあります。色もやさしいソフトな色にするとその人の性格の優しい雰囲気が出てくるといわれます。服の素材もやわらかにすることでその効果を出すなどもそうです。服や布の描き方も興味深いので、また何度かピックアップしてみます。

骨格系もいいですが、さらに具体例を追加していくと、動物や人間なら、首や腰などを回転させて体に動きをつけるやり方も有名です。人物の体もねじりやひねりをくわえると、立体的に見えやすくなります。ひねることで人の体に動きがつきます。人体の中では、首だけでなく、手首や足首もひねられるポイントです(3つの首あるある)。


足しになるように紹介していくと、人物画の大まかなブロック描きもヒントになるかもしれないですし、主役を目立たせたいときは、大小を強めにつけて主役とモブや脇役をわけるやり方も一般的です。


重要なのでプラスしていきます。人物と背景をなじませたいときは、背景色をすこしでも人物に入れるという簡単な方法もあります。人物と背景を描く時のポイントとして、人物と物との接地面をしっかり描くと良いあるあるもあります。体のパーツの接触面も、接触することでへこみができることも意識するのと同じで、こちらも実際に使える方法です。

徹底的に人物の体だと、ふくらはぎのようにくぼみとふくらみ(でっぱりとへこみ、凹凸)があるので、そこを注意するとリアルさが増すポイントと言われてます。ほかに、人物の手の構造もおさえておくと便利です。


例えばリアルに手の指について、人差し指と薬指どちらが長いか?と悩むのもあるあるですが、これについては人差し指が長い人もいれば、薬指のほうが長い人、同じくらいの人、左右の手でそれぞれ違う人もいるので興味深いです。手の指をそろえるという簡単な方法で女性らしさを出すという書き方もあります。

実は正直、子供の頃はこういった簡単な違いもわかりませんでした。

服や布の描き方については、立ち姿の人間と座り姿や寝姿の人だと服のしわの出し方、たるみ方に違いができます。見ながら描くときもそうでないときも、この場合も接地面は注目しておくと便利そうです。布の素材がペラペラで柔らかい手触りのものなら、しわが少なめよりは多めに、直線よりは曲線気味になど、逆に着物みたいな分厚い布だとしわは少なめで直線気味になりやすい傾向があるといえます。こういうポイントも(例えばTシャツやYシャツより上着のスーツのほうが少なめなどこういった感じです)、とらえておくと便利です。

実際の例として(写真のモデルさんもそうですが)、肩幅が広いとその人が強そうに見えて、肩幅を狭く小さくしたりなで肩にすると弱そうに見えるなど(基本的に女性より男性の方が広いです)男女の体の違いもおもしろいです。眉毛の描き方もつりあげると、意思が強そうに見えるなどそういうのもありますが、眉毛の間の距離は、場合によってぎゅっと距離が近くなりやすい傾向があったりetc.奥が深くて興奮します。


深堀りしていくと、人物については画面のどこまで描くか?についても重要ポイントといわれてます。恥ずかしいけれど初耳のときは、意味がよくわからなかったのを覚えてます。一般的な写真の撮り方でもそうですが、首やひざなど中途半端な位置できらないようにするというポイントと共通してるかと思います。大切な見せたい部分はあまりすみっこのほうに描かないように気をつける、とするほうがわかりやすいかもしれないです。

ほかに共通して絵を描く描かないにしても、よく役立つとされる話題としては、人の歩き方でもO脚の人とX脚の人では受ける性格の印象が変化することです。例えば、内股で歩くとシャイな性格の表現、外股だと開放的な性格の表現etc.などでおもしろいです。



背景について


背景関連も、一気に追加してみます。アイレベルとは何か?というと、目線の高さとするとわかりやすいかもしれないです(だいたいおおよそで地平線や水平線のあたりを目安にしてます)。背景をアオリにするときの一般的な注意点は、パースも上に集めていくことだけでなくて背景のパースと人物のパースもいっしょに合わせることも、とりこぼしておきたくない点のひとつでもあります。忘れがちなことは、人の体にもパースがあることでしょうか。ほかに例えば(ドアやパソコン、スマホなどなんでも)小物など「ものに厚みがあること」を意識するといい系も一般的かもしれないです。「絵に迫力を出したいとき、ダイナミックさを出したい」ときは、カメラのような感じで広角気味にするという方法もあります。関連して巨人を描くなら、ビルも合わせて描くと大きさがわかりやすい、小人を描く時はスプーンといっしょに描くと大きさがわかりやすいetc.などもありますが、何気に定規を使う時は裏返して線を引くと、ペンのインクの線が裏に回り込まなくていいという方法もあります。時短でできるアナログ手描きのライフハック系やデジタルイラストの裏技と合わせて、感動したりしました。


余談として逆にコントラストが弱いことで悩むときは、岡倉天心や横山大観、菱田春草たちの朦朧体(もうろうたい、当時の新しい描き方)明治時代の日本人画家たちもすごいですし、海外にも目を向けるとフランスの女性画家のマリー・ローランサンの作品もあります(代表作として少女やキスの絵も有名かもしれないですが、ばらの女の作品もきれいな色彩でおすすめです)。いわさきちひろさんの絵からもヒントが得られるかもしれないです。アーティストやデザイナー、イラストレーターや芸術家etc.ピッタリと当てはまる言葉が思いつきませんが、画力もすごいので、ドキドキします。


完璧にはできないタイプですが、日数おかずにがんばります。
今日も一日、お付き合いただきありがとうございます!!

posted by Sai at 23:07| 絵の描き方

2019年12月05日

象の絵の描き方は?【絵画】有名画家と作品の名前と簡単解説!

ゾウの描き方について、ひもときます。
動物の中でも長い鼻と大きな耳で特徴的なゾウですが、サラサラと簡単に描けそうでいて実際には何気にむずかしい動物としてもおなじみです。(最近は絵を描く象の話題もうれしいですが)特にリアルなデッサン的な描き方で深く突き詰めていくと、アジアゾウとアフリカゾウでも違いがあるので、悩む人も多いのではないでしょうか。


例えば、象(ゾウ)の簡単な描き方として
@耳を大きく
A鼻をホースみたいに長く
B鼻に曲線気味の横線をスッスッと描く

というのがだいたい一般的と思います(イラストでも、絵でも)。こういうタイプの線数の少ないシンプルな簡単な象なら、歌川国芳(うたがわくによし、浮世絵師)の浮世絵、「和漢準源氏 鈴虫 九紋龍史進(わかんなぞらえげんじ すずむし くもんりゅうししん)」の右側の真ん中あたりの象の蚊遣り(かやり)が思い浮かんだりします。こういう点もふくめ、ひもといていきたい最大の陸棲哺乳類(りくせいほにゅうるい)、草食動物で興奮します。


ゾウの絵の描き方で細かく突き詰めていくとこちらも色々あります。本物のようなリアルさを付加していくなら@目を小さめ(長めのまつ毛)、Aしっぽに毛をつける、B場合によっては門歯を追加するetc.など具体的な目安はいろいろあるので便利です。

象の絵


人気絵師や巨匠たちの象の浮世絵や、有名な絵画や日本画も、目白押しです。例としてあげていくと、まずは忘れてはいけない国宝の「普賢菩薩像(ふげんぼさつぞう)」を思い浮かべる人が多そうです。普賢菩薩が六牙の白象(ろくげのしろぞう)に乗り、西ではなく東方から現れています。神様が白い象に乗っている絵と説明すると、簡単でわかりやすいかもしれないです。

描き方(塗り方)の重要ポイントとして、繧繝彩色(うんげんさいしき)を注目している人も多いと思いますが、これらもふくめて同系色の濃淡・ぼかしグラデーション、このあたりの技法やテクニック話題も盛り上がりそうです。絵画の国宝としては「1号」で有名です。


長い鼻のゾウの絵といえば長沢芦雪(ながさわろせつ、江戸時代の絵師の名前)の「白象黒牛図屏風(はくぞうこくぎゅうずびょうぶ)」もあります。おもしろさも挿入されている名画です。大きな体の横顔のゾウが見てみたい人にもおすすめです。色としては黒と白の対比が面白いです。脱線しそうですが、かわいい犬もいますし贅沢な余白の入れ方が好きだったりもします。かわいい簡単な象のデフォルメイラストも好きですが、こういう雰囲気の絵柄も魅力的です。

猫の絵で有名な奇想の絵師といわれる歌川国芳のゾウの浮世絵に、ドキッとする人も多いでしょうか。象の正面や後ろ姿を見ることができます。象の鼻の描き方も特徴的です。俵屋宗達、京都の天才絵師の白象図もそうですが(お寺や神社好きな人にも)、デザイン感といい、江戸時代の画家、アーティストetc.すごいです。


伊藤若冲(いとうじゃくちゅう、絵師の名前)の「象と鯨図屏風」の絵もあります。左にクジラ、右にゾウがいるあの水墨画の絵です。クジラを黒、象を白で描いているところだけでなくてこういう波の描き方もポイントですが、大きい獣対決みたいな感じで面白い絵です。白黒(モノクロ)の絵が見たい、上向きで左向きの横顔の象の絵を見たいという人は一度目を通しておくといいかもしれない絵です。このゾウの特徴だと鼻の先がくるんと丸まっていて、目の形がシュッとしてます。耳の描き方もオリジナリティー要素が抜群というのか、独創的で興味深いです。


伊藤若冲の絵だと、「樹花鳥獣図屏風(読み方:じゅかちょうじゅうずびょうぶ)」もあります。象の正面の絵が見れます。作品名も魅力的ですし、鳥、動物たちをたっぷり見たい人にもそうですが、升目描きやバランスの取れたカラフル多色塗りの絵が見たい人にもおすすめです。配色の決め方ふくめ、気持ちが明るくなるような塗り方です。ゾウの描き方も色々なほうが楽しめておもしろいです。ゾウの絵のありがたい点といえば、一般的に他の動物と違い、顔の特徴がはっきりしていることといえます。大きさもそうですし、これだけ特徴がある動物も珍しいので勉強になります。

くわえて、ゾウといえばガネーシャ(歓喜天)も思い浮かぶ人も多いかもしれないです。個人的には、その影響で、ゾウの近くにネズミを描きたくなったりもします(トビネズミのこともありますが)。この場合、頭がゾウで、頭から下の体が人間のような感じの(象頭人身)、個人的にはものすごくハマっていますが、そういう感じではない象の絵を探しているなら、インドラ(帝釈天)が象に乗っていたりもします。このあたりは、インドの神様や仏教美術、イケメン仏像、関連して阿修羅の話題etc.あたりの新しいカテゴリでまた掘り下げます。象は鋭い知性の象徴(シンボル)ともいわれてます。縁起の良い動物といわれる鶴や亀、フクロウなど世界には色々いますが、インドやタイなど象が神聖な聖なる生き物として考えられている国の絵だと、もっとたくさんの象の絵が見れるかもしれないので興味深いです。


ゾウのリアルな描き方、突き詰めていきます。
顔や体の描き方で、耳はアジアゾウよりアフリカゾウのほうが比較すると大きいとされていることもポイントです。具体的にひもとくと、アジアゾウは体は背中の真ん中をへこませずに盛り上げてふくらませて高くする描き方だったり、鼻先の形や(アジアゾウだと指状突起が1つ、鼻の先端上側に指のように出ているところに注目)、足の蹄(ひづめ)の数に違いをもたせるリアルな書き方etc.あります。簡単にいえば住む場所が違うのですが、体型の違いもチェックポイントです。

豆知識ではないですが、象の鼻は鼻と上唇で中には骨がないことでも有名です(動きは筋肉で)。鼻が長い、耳が大きい、足が太いの一般的にいわれる共通点と同時に構造的なものも覚えておくといいかもしれないです。

室町時代や江戸時代の人たちも興奮したのではないでしょうか。強くて高い知能(記憶力が良くて頭がいい)動物としても有名ですが、現代の今だと動物園でじっくり観察できるので、行ったときは足や象の鼻先に注目してよく見てみると発見があっておもしろいと思います。

日本だけでなく海外の絵画だと、サルバドール・ダリの「象」の油彩画(油絵)も有名といわれています。作品名が「象」です。逆にシンプルな題名が絵の何ともいえない価値を引き出している気がします。あのインパクトにドキッとしました。

アイディア例


象の色の塗り方としては、定番の灰色(グレー)や水色以外だと、かわいい雰囲気のイラストにしたいときはピンク色に塗るのもひとつの方法です。逆引き辞典のようにしていくと例えば、おしゃれにしたいときは模様を入れる書き方もそうですし(象の足裏模様も魅力的ですが)、オプション的な小物・小道具も追加していくと、おいしそうな真っ赤なりんごもいっしょに入れると色のアクセント(ポイントカラー)になって画面の引き締め効果にも、ほかに、シャボン玉や水しぶき・シャワーでリズム感を出す方法(象のじょうろも子供の頃好きでしたが)、サーカスのように玉乗りしている象や、エスニック系の柄を入れたり、他の動物と合わせるならキリンと一緒にサバンナの雰囲気を出したり、かっこいいではなくかわいい感じにしたいときはうさぎと一緒に描いたりetc.可能性は広がる感じで象もおもしろい画題です。ボールペンではなく筆ペンで描きたい時は、伊藤若冲の象図も抽象画としてだけでなくシンプルな線画として参考にしてる人も多いかもしれないです。マンモスは直の祖先ではないということですが、他の動物と比較すると共通点は多いので元になりそうなものの、耳は小さめにするとそれっぽくなりそうでドキドキします。

象以外の絵についてだと、例えばライオンの絵といえば、竹内栖鳳(たけうちせいほう)の虎・獅子図屏風の左隻、ナマズの絵といえば如拙(じょせつ)の瓢鮎図(ひょうねんず)、鳥の絵の書き方といえば伊藤若冲などetc.このあたりは人によると思いますので、有名な絵・アート系もまた新しくピックアップしてみます。

完璧にはできないタイプですが、日数おかずにがんばります。
今日も一日お付き合いいただき、ありがとうございます!!

タグ:動物
posted by Sai at 23:37| 絵の描き方

2019年12月01日

猫の描き方ポイントは?本物を見るときに注目する特徴や美術まとめ

猫の描き方や、実際のリアルな猫を見るときに注目してるポイントについてです。

猫の種類も、ミックスやマンチカン、スコティッシュ・ホールド、ロシアンブルーetc.と多く、顔の形や耳の形・位置もそれぞれで一概に猫の描き方はこうとはいえないですが、「猫の特徴とは何だろう?」「猫の描き方(顔や体)はどうすればいいんだろう?」と思ったことがあります。


目について



・瞳孔(どうこう)
黒目の部分についてです。黒丸の部分と覚えてみると簡単かもしれないです。ここを通って眼球内に光が入ります。テレビや動画でも猫を見るチャンスがあればここもチェックしてみると、おもしろいと思います。時間帯とか日当たりだったり、その場所の光量の関係でも細くなったり広がったりします。太く丸い形に、個人的には、瞳孔が広がってる猫の絵のほうがかわいいと感じることが多い気がします。興奮しているときとか、おいしそうなものをよく見ようとする瞬間もチャンスです。


・目の色は?大きさは?
人間がカラーコンタクトを付けて、印象が変わるのと似ていて目の色もポイントです。
金色、ブリリアントゴールド、ヘーゼルとか、アンバー、カッパー、ブラウンとか、ヘアカラーの一覧みたいですが、色の名前の表現は色々です。グリーン、ブルーグリーン、オレンジ、レッド、ブルーetc.どの色もみんなきれいです。オッドアイ(左右の目の色に違い・青色とか)の猫もいます。塗り方は千差万別です。


目の大きさはどうか?というと、例えばアメリカンショートヘアなら、目の幅を左右の目の間の幅と同じ位にしたりとかいろいろ考えられます。


顔の描き方について



先に、一般的な猫の簡単な描き方に触れてみます。
@耳はおにぎりみたいに三角に
A目と鼻をちょんと丸く
B鼻の下に人の字を書く 

(顔の形:丸や楕円形、丸っぽい三角etc.)

具体的につめます。
横顔の鼻のカーブラインをどうするか?については、猫によって浅かったり深かったりおでこから直線的だったり、ネコによります。よく見るとわかりやすいと思います。


リアルに本物っぽい絵のポイントは『ヒゲの本数を多めに描いている』ように見えます。より細かくディティール面なども追求していくなら『4段や左右大体12本ずつを目安に描く方法』もあると思いますが、『目の上やあごにひげを描くだけの簡単な方法』でも一気にリアルさが増す気がします。


皮膚の下にある筋肉や骨、写実的・表面描写を超えていくレオナルド・ダ・ヴィンチの解剖学追求もそうですが、猫の口の中、猫の舌のざらつきだけでなく、口の中の歯を犬歯や臼歯、切歯とかで30本しっかり描き入れてインパクトを出す方法も考えられるものの、それを描かなくてもそれを意識している絵もあれば興味深いです。

三半規管、猫の関節の柔らかさも参考になるかもしれないです。

『目の形も上まぶたのほうはアーモンド型っぽくして下の形は丸くを目安にする方法』や『顔の形は楕円形で描くやり方』、『顔の描き方は目の真ん中のラインで上下にだいたい半分を目安にする描き方』などいろいろありますが、これもリアル寄りかとかデフォルメ具合で微調整してる人が多い気がします。

足について


本物のようなリアルな絵だと、うしろ足を指4本にして、前足5本にするとかも考えられますが、どのくらいデフォルメ寄りかで千差万別の印象です。(チーターの件はおいておきますが)爪の出し入れができることを考えたり、ぷにぷにでおなじみ肉球の色はピンクやあずき色、黒色とか色々、形はぷくっとふくらんでます。描く人によってそれを意識している人も多いようです。


猫の色は?


カラーポイントやバイカラー系、黒白、赤白、灰白が好きな人も多いかもしれないです。マッカレルタビー→サバトラ(mackerelのマッカレルで魚のサバの意味)・キジトラ、レッドタビー→アカトラとか色の名前の表現はたくさんあります。例えば、トーティーアンドホワイト→三毛猫(トーティーで)もあります。個人的に、アメリカン・ショートヘアのぬいるぐみが子供の頃お気に入りだったので、カメオクラシックタビーも好きだったりしますが、シェーデッドシルバー、ブラックスモークなど、色の名前が好きな人にも猫の模様の名前はおすすめです。

絵のイメージが広がりやすいのは、ホワイト・ブラック・グレーから水墨画(その逆も)もそうですが、しま模様を見ると線画や抽象画が、頭の中で展開しやすいイメージです。例えばヒョウ→スポッテッドタビー(スポテッドで)とか、ムギワラ、トーティーシェルの模様も、想像力が広がりやすいような、そういう印象です。

猫のポーズについて


飛び猫の写真も見ると元気になる気がしますが、歩いてる、走ってる猫、座り猫をベースとして、寝ている・ストレッチみたいにのびてる猫・毛づくろいしてる猫を見れば癒やされる人も多いのでそういうポーズも観察しているとヒントになりそうです。


本物のリアルな猫に接するときに気をつけてるポイントは、なるべく目を見ないこと、じわじわ自然とさりげなく近づくこと、まるく体をかがめてぐっと姿勢を低くすることなどです。なんでもないふりをしてそばに近づいていっしょにいます。子供のころ住んでた団地に猫がいっぱいいてよくいっしょに遊んでいたので、猫パンチをうけてもしあわせですが、手をだすときや触るときは、軽くグーの形みたいに丸めて小さめにして触ります。人差し指1本で触るときもあります(パーの形みたいに大きく広げて怖がらせないことが注意点のひとつと思います)。猫は肉球だけでなく、耳もさわり心地がいいです。猫と仲良くなる方法や友だちになる方法はたくさんあるみたいですが、このあたりは大事にしてるポイントだったりします。


しっぽが立ってたり、お腹を見せてくれる時とか、ヒゲが下がってたり、瞳孔が細くなってたり、気持ちよさそうなときとか、猫と仲良くなれそうなヒントやチャンスはけっこうあります。

逆に、耳が後ろ向きになってたり、後ろに耳が寝てたり、うずくまりとか、しっぽ先が下のほうにいってたりする時は気をつけてるので色々知りたいです。



猫の絵、置物や彫刻といえば?


猫の絵画といえば、菱田春草(ひしだしゅんそう・画家の名前)の黒猫の黒き猫(ポイント:目も印象的ですが、黒色であるにも関わらずの毛のふわふわやもふもふ感の描き方など)、小原古邨(おはらこそん)の「猫と金魚(作品名)」もかわいいのでチェックしてます。浮世絵だと歌川国芳(うたがわくによし)の猫の絵も有名です。流行猫じゃらしや猫又・化け猫など魅力的な猫が目白押しなのでおすすめです。愛猫家の画家や猫好き絵師はたくさんいます。

個人的に、浮世絵の猫で好きなのは、浮世絵師・歌川国貞(うたがわくにさだ)の「新板 風流相生尽 卯春(しんばん ふうりゅうあいおいづくし ういはる)」の猫です。ほかにもたくさんいますが、特にこの猫のポーズというか顔の角度が絶妙な感じでお気に入りです。世界的に有名な画家や海外の芸術家だと、フランシスコ・デ・ゴヤやパウル・クレーの猫と鳥、虚谷(きょこく)の蝶猫図も不思議な魅力です。テオフィル・アレクサンドル・スタンランの猫と幼女の黒猫や、フランツ・マルク、藤田嗣治(ふじたつぐはる、レオナール・フジタ)の白猫も興味深いです。猫アートもおすすめです。


昭和、大正、明治も江戸時代の猫愛もそうですが、猫は鳥獣戯画(鳥獣人物戯画、日本で1番古い漫画といわれてます)にも少しですが登場するのもポイントです。
猫の名画や、絵画以外も突き詰めていくと、猫の置物といえば招き猫、彫刻といえば日光東照宮の眠り猫もあります。猫の顔の女神バステトとか、エジプトといえばピラミッドやスフィンクスと同じくらい猫も思い浮かべる人も多そうです。時代や場所によって聖なる生き物だったり、魔女の使い、妖怪のようにとらえられたりいろいろですが、ここまで人間を惹きつけている動物も本当にめずらしい印象です。

絵の描き方は気になりますが、外見的な美の基準とかは気にならないです。

猫の名前つながりでイタチに似ているジャコウネコの世界一高いといわれるコーヒーも気になるところですが、猫の祖先でもあるミアキスや、ゲームやアニメにも出てきそうなかっこいいスミロドンのちょっと残念なところにも何気に共感したり、今はどうしたらいいのかわからないものの、いいときに色々な分野の人にもっと教えてもらえたらうれしいです。

完璧にはできないタイプですが、
今日も一日、お付き合いいただきありがとうございます!!



参考資料
カー・ウータン博士著.カナヨ・スギヤマ絵. ネコの本. 東京, 講談社, 2000, 32p.

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posted by Sai at 23:15| 絵の描き方
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