2019年12月13日

猫の絵画は?【簡単解説】海外と日本、人気画家や有名な浮世絵!

猫の絵、浮世絵と合わせて、ようやく一覧にできました。

漢字の読み方のむずかしいイメージのものは(題名と作家名など)読みがなつけてます。ふりがながなくても読めるという方、すみません。


前から少しずつ触れている、
ネコの描き方や特徴(動物の絵編)などの続きです。

猫の絵 -海外- 一覧リストアップ


・エドゥアール・マネ 『猫のランデヴー(The Cats' Rendezvous)』
・ピエール・ボナール『白い猫』『女と猫』
・パブロ・ピカソ『ロブスターと猫』
・パウル・クレー『猫と鳥』
・メアリー・カサット『猫と遊ぶ子どもたち』『猫を抱く少女サラ』
・ピエール・オーギュスト・ルノワール『ジュリー・マネの肖像、あるいは猫を抱く子供』『猫を抱く女性』
・アルフレッド・ブルネル・ド・ヌーヴィル『机の上の子猫たち』
・エミール・ムニエル『女の子と猫』
・ピエール・カリエ・ベルーズ『黒猫を抱くバレリーナ』
・フェリックス・ヴァロットン『フルート(楽器U)』
・フェルナン・レジェ『猫と女』


海外(外国)の絵からスタートします。

「猫の画家」として世界的な有名アーティストといえば、フランスのマネもその一人です。「猫と花」や「猫たち」だけでなく、「猫を抱く女性」、「オランピア」「スペインの衣装を着けて横たわる娘」にも猫の絵が描かれてます。

猫の絵だと、ポスターや挿絵、絵画etc.色々バリエーション展開があっておもしろいです。


徹底的にひもといていきます。

テオフィル・アレクサンドル・スタンラン(アール・ヌーヴォーの画家など)の黒猫や、ルイス・ウェインの猫もかわいいです。アンリ・マティスの少女と黒猫、バルテュスの猫たちの王の絵、アミ・フィリップスの猫と犬と赤い服など、目白押しです。

漫画家やイラストレーターの猫といえば、ソール・スタインバーグや、ポップ・アートの画家の猫といえばアンディ・ウォーホルもいます。有名な作家や画家、芸術家によって、デザイン的なモダン風の絵やアニメっぽい絵もあれば、こういった感じで油絵やデッサン(スケッチ)的なものまで色々あって、興味深いです。


白猫好きならフランツ・マルク、虚谷(きょこく)の蝶猫図も、じわじわきます。

黒猫好きなら、テオフィル・アレクサンドル・スタンランの猫と幼女、黒猫の表情がたまらなくツボに入ります。菱田春草のふわふわ黒き猫もさわりたくなりますが、こちらもおもしろいのでおすすめです。つい遊びたくなります。

名言も大人気ですが、万能の天才芸術家、レオナルド・ダ・ヴィンチの「猫と聖母子」も貴重です。芸術と科学をミックスした絵画論もそうですが、イタリア・ルネサンス期を代表するひとりとしても有名人です。


本物か複製画かの話題はおいときつつ、
一部でも猫の絵が入ってるものも追加してますが、猫のアートだと、自宅の部屋のインテリアだけでなく、猫カフェや猫雑貨グッズのお店にあったり、ペットショップに飾る絵としても気になります。

絵の飾り方は、美術館のようにワイワイ大勢の人たちが押し寄せてくることを予想して高めの位置に飾る場合(実際、クロード・モネ展の印象・日の出の作品など見に行ってみたらそうでした)もあれば、目の高さくらいを目安にする方法もあります。
具体的な数字でいくなら、だいたい床の高さから150cmほどを目安にする人も多いです(大体の身長平均から)。


水墨画や鉛筆の白黒・モノクロカラーもそうですが、アクリルや色鉛筆、パステルや水彩などでも画材によって絵の雰囲気は変化するので、高級な感じにしたい人やポップな感じにしたいときなど最適なものを、画材もチェックしてみるのもおすすめです。


猫の浮世絵


こういったラインで、小林清親(こばやしきよちか)の「猫と提灯」や、礒田湖龍斎(いそだこりゅうさい)の「竹林の猫に雀」には触れてなかったですが、菱田春草(ひしだしゅんそう、明治時代の日本画家)の「黒き猫」や、小原古邨(おはらこそん)の「猫と金魚」のかわいい猫の絵の話題のあたりからつづいてます。日本人画家たちに興奮します。

猫の絵については、江戸時代のアーティスト、イラストレーターetc.色々な表現があると思いますが、浮世絵だと歌川国芳(うたがわくによし、浮世絵師の名前)は多いので、この先でたくさん触れています。展覧会に行ったときに海外の女性と男性が「Kuniyoshi(クニヨシ)」と連呼してたのが印象的でした。


例えば「新板 風流相生尽 卯春(しんばん ふうりゅうあいおいづくし ういはる)」の猫も、始めていくと好きだったりします。浮世絵師の歌川国貞(うたがわくにさだ)の作品ですが、猫の顔の角度や表情(特に口角が上がってる口元)、ポーズが絶妙でいいです。猫の書き方についても細かく入れていくと、市川団十郎(歌舞伎役者)で有名なかまわぬ模様の和柄や、着物の女性っぽいやわらかな曲線の描き方も注目ポイントです。

猫の口元が耳に近いところや猫を触る手つきといい、ピックアップしたいところばかりです。赤い首輪とコロコロの鈴といっしょに、つい見入ってしまいます。


番号つけていきます。
@新板 風流相生尽 卯春、歌川国貞


A流行猫の狂言尽くし(はやりねこのきょうげんづくし)、歌川国芳
擬人的な猫や、おしゃれでかっこいい着物の柄も注目です(猫の歌舞伎)。躍動感のある着物猫をたっぷりめに見れる絵とすると、わかりやすいかもしれないです。

猫の描き方や特徴も合わせてチェックしていくと、
目は小さめ、ヒゲの本数の多さ、目の上にも描くかどうか、鼻の穴を描くかどうかなどでリアルさも変化するところはおもしろいです。どのくらいアップか、どのくらいロングかでも描き込みぐあいは変化するので、そのあたりも見どころで、つい目がいきます。

猫もちょこっと登場する鳥獣戯画 甲巻を連想できてうれしいですが(絵巻物についてはこちらで触れてます)、描き方については、口上の着物柄、猫の足跡と猫に小判もツボに入ります。かっこいいとことは、イケメン猫、忠臣蔵の足をそろえてピシッと決めてる立ち姿、ポーズ、表情など色々です。

扇を開いてるところ、足をパッと開いてるポーズも絶妙でいいです。


B鏡面美人尽くし 娘と猫、歌川国芳
猫の手をにぎにぎしてる感じがたまらないという人も多いでしょうか。女性の手が猫の手(前足)をつかんでます。指先からリアルな触感が伝わってくる感じでおもしろいです。顔周りの髪や首元、袖口の赤の色もきれいですが、女性の指のすき間も魅入ります。


細かくひもといていくと、女性の描き方、喜八丈の着物も魅力的ですが、猫の描き方は、ピンピンとひげもしっかり描き入れてます。口元だけでなく、目の上からもパッと広げてる感じです。猫の表情や体の動き具合など、つい触りたくなるような猫の指先も注目ポイントです。開いてる感じで爪をだしてるところなどもリアルな感じで心惹かれます。


Cしん板 猫尽くし 両めん合(ねこつくし りょうめんあわせ)、歌川芳藤(うたがわよしふじ)
どんな絵か?というと、猫をたくさん見れる絵です。猫の描き方は、リアル寄りと簡単寄りの両方を組み合わせてる印象で、親しみやすさ抜群の絵です。口を開いてる猫もいて、ものすごく猫の絵の勉強になる感じなのでチャレンジしたくなります。

個人的には、国芳の絵よりどことなく丸みがある感じで、アニメや漫画みたいな印象のかわいいイメージです。ごろんとあおむけに寝転がって丸くなってる三毛猫がかわいいです。


D其のまま地口猫飼好五十三疋上中下(そのままぢぐちみょうかいこうごじゅうさんつぎじょうちゅうげ)、歌川国芳
簡単にいえば、猫がいっぱいでていて国芳のだじゃれ満載の絵です。江戸時代の生活雰囲気が楽しめるところも魅力です。なんとなく図鑑みたいなイメージで、食べてる猫、気持ちよさそうに寝てる猫、いちゃつき猫などetc.目白押しです。


踊る猫、手を口でなめてる猫とか、リズミカルに登場する印象です。ねつき、こいも好きですが、猫まみれの絵というイメージで55、鞠子(まりこ)な張り子猫など、国芳のこういうかわいい系の絵も貴重な感じで、おもしろいです。


よくある質問で「東海道五十三次の作者は?」となると、葛飾北斎と歌川広重で悩みやすいと思いますが(東海道五十三次は歌川広重、葛飾北斎は富嶽三十六景のほう)、(同じ歌川でも)猫といえば歌川国芳のイメージです。猫好き、愛猫家のみなさんの間では有名だったり、人気といえます。


描き方についてひもとくと、筋肉や骨の感じがリアル(へこみやふくらみの描き込み、凹凸、でこぼこぐあい)線画なので猫の体の形がとらえやすいので、わかりやすいです。個人的には猫の描き方、ポーズ図鑑のお手本みたいなイメージです。リズミカルで心地良い赤色と青色のポイント配色も、魅力的です。


E道化十二支 甲子の鼠、歌川国芳
道化師(どうけし)の言葉が好きなこともあるのでピックアップしてますが、戯画です。戯画とは何か?というと、こっけいな絵や戯れに描かれた絵と解説されることが多いですが、カリカチュアという英語の単語caricatureもあります。甲子園(こうしえん)や、江戸時代よりさらに昔の絵だと猫とネズミでいうなら鳥獣戯画も思い浮かびますが、構図についていくと、こちらはネズミたちが対角線上に大きく出ているイメージでおもしろいです。

足の開き、手の開き具合も絶妙ですが、口が開いてるところも可愛いです。


絵の描き方について深堀りしていくと、ねずみたちの筋肉の付き方、足の描き方もふくらはぎを多少はっきりめに描いていたり、肩や肘、膝のあたりの関節も多少ゴツゴツさせて角ばらせてます。上にかぶさっているねずみの肩も少し筋肉質な感じです。擬人的で、簡単に解説するとしたら、こちらのほうがいいかもしれないです。ネズミたちの体が組み合わさるような、リアル感満載の人間のような動き、つい手の動きなどもチェックしてしまいます。

人間の体の描き方、骨格についてだと、頭蓋骨や鎖骨、肩甲骨、肋骨や背骨のほかに、骨盤、腕や手のあたりで上腕骨や尺骨(しゃっこつ)に橈骨(とうこつ)、足のあたりで大腿骨(だいたいこつ)や膝蓋骨(しつがいこつ)、脛骨(けいこつ)や腓骨(ひこつ)etc.色々ありますが、人間の体も動物の体も、骨の上に筋肉がついているのでへこみやふくらみがあります。こういう凹凸を丁寧に描き入れてるあたりも絵の動きがリアルに感じられるポイントといえます。

壁の穴から、のぞき見していくのも楽しいです。


F虫撰 こがねむし(むしえらみ)、歌川国芳
こちらも美人画です。若い女性が座りながら猫をだっこして、毛づくろいしてます。襟と顔の重なりぐあいも絶妙です。うねうねと波打つ線が魅力的です。

くわえて、男性の手の描き方について、指を太めにゴツゴツした関節や骨の筋をリアルに描き入れる方法もありますが、この女性の手の描き方は、爪を描きつつも細い指で全体的に手をふっくらとさせているので注目ポイントのひとつです。

女性美という感じで、やさしくなでてるような感じが好きです。赤い口元も、花柄デザインの着物もきれいですが、手前の猫二匹に目がいきます。1匹がごろんとねころんで遊んでる感じで、いっしょにじゃれたくなるような絵です。

喜多川歌麿については、また新しくピックアップしてみます。興奮します。


G大日本豪傑水滸伝 犬村大角、歌川芳艶(うたがわよしつや)
どこに猫がいるのか?と思うかもしれないですが、左上に顔があります。ひもとくと全体的に黒や赤系、褐色系の色合いが目立つ印象で、強い感がでてます。かたいものとやわらかいものの対比、猫が口にくわえてる感じも見てしまいますが、うねるような毛流れがすごいです。

人の手の、指先の動くような感じもポイントで、興味をそそります。


H猫に蝶(ねこにちょう)、鈴木春信(すずきはるのぶ)
猫と蝶がいっしょにいるということで吉祥画や縁起の良い絵などのイメージも浮かびます。背景の花は、たぶん秋海棠(しゅうかいどう)と思います。蝶がひらひら動いてます。黄色い羽をパッと広げてる蝶々、葉っぱの広がり具合、花の色も気もちが高まります。

猫の口元部分、丸い赤色に見入ります。ちょんと触れたくなるような描き方です。猫の体つきも丸いやわらかい感じで、つい気がゆるみます。


I鼠よけの猫(ねずみよけのねこ)、歌川国芳
もう一枚猫とネズミの絵で紹介できるのを思い出したので、追加しておきます。こちらのほうが一般的に有名かもしれないです。猫の絵描きさん猫の描き方としては、ひげの描き込み具合(口元や目の上、眉上毛びじょうもう)や、耳やおでこなど顔周りや指と背中の線を比較すると興味深いです。耳の中もリアルに線を入れてるので、この描き方も注目ポイントのひとつです。

毛のふわふわ感と、見上げてる感じもかわいさのポイントといえます。指の先からちょっとだけ爪が出てるところも、気に入ってます。つい冒険心が芽生えるような絵です。


J眠り猫、河鍋暁斎(かわなべきょうさい)
日光東照宮の眠り猫も思い浮かぶところですが、こちらもついゆるんでしまう人も多いかもしれないです。ポイントとして、リアル寄りの顔の猫、ヒゲや口元のやわらかい曲線、耳のうねうねした波打つ線、毛のふわふわ感など魅力的です。


K流行猫の曲手まり、歌川国芳
猫たちが着物姿で手まりで遊んでる絵と説明すると、小学生の方でもわかりやすいかもしれないです。着物の柄もよく見ると、鈴や小判だったりするのでポイントです。ボール(手まり)をころころ転がして楽しそうです。手技、足技、いっしょに遊んだらおもしろそうな雰囲気で、ボールを口に近づけてたり、手で触ってる感じなども、かわいいです。


L賢女烈婦伝 大納言行成女(けんじょれっぷでん だいなごんゆきなりむすめ)、歌川国芳
細かいですが、手の描き方はふっくらとさせています。左上に家永の妻と書いてあるのがわかると思います。絵が上手い人だったようです。女性と猫、プラスすると机や筆が描いてあって着物の柄、パッと開いてる花もきれいです。

こちらも猫と蝶ですが、こちらは絵の蝶に猫がガバッと飛びついてます。筆入れが倒れて、大量の筆が広がって落ちてく感じもドキドキします。

さらに追加しておきます。


M五十三次之内猫之怪(ごじゅうさんつぎのうちねこのかい)、歌川芳藤
簡単にどんな絵か?というと、鈴が目になっていて、シンメトリー系構図(左右対称)、猫の一本線の曲線美にも飲み込まれる印象でおもしろいです。最初は正面の猫に気づきませんでした。トリックアートのプロ絵という印象で、歌川芳藤は国芳の弟子ですが、ルビンの壺や妻と義母みたいな隠し絵が思い浮かんでぞくぞくします。

さらにひもとくと、ぎゅっとひとつになってます。猫の妖怪、化け猫好きな人、冒険心のある人、怖いものとか、おもしろいもの好きな人が熱中しそうな気がします。脳がゆすぶられる感じで、追加してます。どの猫が好きでしょうか?


N猫の寄せ絵、歌川芳藤
わかったとき、その瞬間が気持ちいいです。上に比べてソフトでやさしい雰囲気ですが、こちらも一瞬ドキッとします。目が鈴になっていることもポイントで、猫がぎゅっと詰まってます。まるまるとした見上げてうずくまってる猫がかわいいです。「子猫が寄り集まって親猫になる」や「子猫を集め大猫にする」など

手を差し伸べたくなります。笑いが止まらないくらい、手遊び絵、玩具絵(おもちゃえ)etc.ふたを開けるとおもしろい世界だと思います。トリックアートやだまし絵、隠し絵や上下絵などのジャンルや種類が好きな人にもおすすめです。


O新板 かるわざ綱わたり、歌川芳虎(うたがわよしとら)
ちっちゃいミニチュア猫がひしめきあって、愛くるしい絵です。軽業(かるわざ)中の猫もかわいいですが、真ん中にいるお客さんたちがいとしい雰囲気です。頬がゆるみます。


P鎌田又八(かまだまたはち)、歌川国芳
構図的に、男性が上にいる絵です。より詳細に描き方を見ていくと、猛々しくて力強い、濃密なタッチのイメージです。画面の中に猫の目がひときわ目立ちます。毛をしっかりと描き込んでます。猫の目はらんらんと見開いていて、丸めで日本美術すごいです。

口が開いていて、口の中、歯も見えます。重心もそうですが、ダイナミックな動きのある絵で、迫力があります。


Q荷宝蔵壁のむだ書(にたからくらかべのむだがき)、歌川国芳
救いの絵です。神がかり的な画力の、あの歌川国芳でもこういう絵を描いたということにうれしくなります。下手うまのインパクトがすごいです。猫じゃ猫じゃを踊る猫も可愛いです。

ビリビリ体中に電流が走るようなピックアップせずにはいられない猫ですが、よく見るとしっぽがふたつになっているところもこの猫のポイントとなので、そういうところもチェックしてみるとおもしろいと思います。


R猫の当字(ねこのあてじ) うなぎ、歌川国芳
ニョロニョロ感がじわじわ効いてきます。うの点になってる右上の猫が、個人的には好きです。波打つようなうねり感だけでなく、つるんとしたつややかな感じも、がっちり合体して一つになってる感じも抜群です。ついうなずきたくなる絵です。


嵌め絵(はめ絵)の浮世絵師としても、歌川国芳は有名かと思います。猫をたっぷり描いてる絵師です。国芳と猫は切っても切れない仲というのか、頭の中でしっかりとくっついています。

このタッチも好きです。


S妙でんす十六利勘 降那尊者(みょうでんすじゅうろくりかん ふるなそんじゃ)、歌川国芳
ふところに入る猫、かわいいです。


㉑見立 東海道五十三次岡部 猫石の由来(みたてとうかいどうごじゅうさんつぎ おかべ ねこいしのゆらい)、歌川国芳
五十三駅岡崎もあります。書き方として、大きい猫と小さい猫の対比効果のすごさがわかりやすい絵です。ラテ絵でも見てみたくなる大きな顔面、見開いてる目、鼻の模様もポイントですが、開いてる口、その中の歯など見どころ満載です。江戸時代のアーティストたちのすごさ、ドキドキする表情の猫絵ですが、その下の踊る猫又に引き寄せられます。

ほっかむり、てぬぐいをかぶって猫じゃ猫じゃの歌が聞きたくなります。立ってる猫かわいいです。足の上げ方、両手の上げ方、広げ方(バンザイみたいに開いてます)、グッときもちをつかみます。

しっぽの開きぐあい、動き感もいいです。タップダンスも見てみたくなる絵です。


㉒金魚づくし百ものがたり、歌川国芳
可愛い金魚たちを守ってあげたくなるような絵です。猫が水の中の金魚たちを覗いています。金魚の動き、曲線美も魅力的です。

細かく突き詰めると、絵の書き方は水はすこしたっぷりめ、ひげ多め、猫の舌には曲線の縦線が入っていて、花びらが軽くめくれてるような描き方で、裏側も描いてます。表情もそうですが、こういう風に描くと、ものすごく記憶に残りやすいんだなぁと、つい見てしまう猫でもあります。

舌をベロリと出してる感じです。今にも飛び込みそうでドキドキします。


㉓名所江戸百景 浅草田甫酉の町詣(めいしょえどひゃっけい あさくさたんぼとりのまちもうで)、歌川広重
何度か五十三次の名前をだしてますが、とうとう歌川広重です。小さい猫が印象的でおもしろい絵です。

後ろ姿、どうしても顔を見たくなります。


㉔流行猫じゃらし(はやりねこじゃらし)、歌川国芳
この言葉に弱いです。

浮世絵については、版元が企画やテーマを立ててそこから、絵師が作画依頼を受けて下絵をスタートすることも基本的にあれば、その逆の持ち込み型のようなものもあったそうで興味深いです。


㉕与はなさけ浮名の横ぐし(よはなさけうきなのよこぐし)、歌川芳幾
役者似顔絵です。擬人化されてる猫多めですが、さらに「人面の猫は?」で思い浮かぶのはこの絵だったりします。海外の人面っぽい猫も気になるところですが、猫の歌舞伎役者、

細かくひもといていくと描き方としておもしろいのは、鼻は人間、口も人間、顔の形も人間、耳はかわいく猫耳にしてグッと上の方にあげ、口元と目の上にぴょんぴょんひげを描いている組み合わせ方のすごさです。仲間に入りたいです。


㉖艶姿十六女仙 豊干禅師 (えんしじゅうろくじょせん ぶかんぜんじ)
猫が、口を開いてあくびをしてるところです。描き方として、しま模様、下に広がる着物、手の指を組み合わせてるところ、覗きこんでるところも絶妙ですが、猫の伸びてるあの瞬間をとらえるところが神業的な印象です。


㉗七婦久人 寿老人(しちふくじん じゅろうじん)、歌川国芳
なんとなくどこか縁起が良い雰囲気の絵でおもしろいです。寿老人は七福神です。たまに福禄寿と混同されやすい七福神だったりします。巻物は手紙にという感じで、簡単に打ち込むなら、美人と袋をかぶってる猫の絵です。短いしっぽもかわいいです。羽織の柄も鹿になっていて、寿老人を象徴するような鹿とつながるイメージで楽しいです。

お菓子の袋を取ろうとしてる猫がかわいいです。ものすごく見てみたい気もちにかられます。

女性の口元が笑ってるところも好きだったりします。


㉘猫と鯰(ねことなまず)、河鍋暁斎
縦長のあの絵です。長ひげのかわいいナマズと猫がいっしょにいる、なかなかない珍しい貴重な絵と思いました。シュルンと伸びてます。つい猫に感情移入してしまいます。あの可愛いひげを見たら、つつきたくなる人は多いと思います。


㉙しん板 猫の大よせ、歌川芳藤
猫の芸術、前に人形特集で文楽(ぶんらく)だったり人形浄瑠璃にこちらでさわりましたが、
人形を見るときのチェックポイントは?【海外と日本の人形と絵】

猫が文楽を上演中です。説明をするときは、猫が舞台をしているとするほうが簡単かもしれないです。人形遣いや三味線猫だけでもかわいいのに、お客さんもわんさかひしめきあってて、楽しそうなミニチュア猫たちがハートをつかみます。とんとんつつきたくなるような絵です。

とりこぼさないようにしたい絵でもあります。


㉚猫のすずみ、歌川国芳
猫の芸者と船頭と旦那、橋と船、このシリーズの着物の柄も魅力的ですが、笑顔な感じの猫の表情もなんともいえずうっとりします。青いタコの和柄も、つい見てしまいです。長細い切れ長の目のねこ、ふっくら、スラとしてる感じの細かい描写、デフォルメとリアルの調整、線画、着物の柄の描き方、配色etc.勉強になる一枚です。くいをつかんでる手がかわいいです。猫たちといっしょに船に乗って、遊びたくなります。見れて良かったと思いました。


以上、30選でした。冒頭の菱田春草など入れると、もうちょっと増えます。絵の描き方や覚え方も人それぞれ自由ですが、こういうイメージで数や大きさで題名と画家を整理しても、わかりやすいかもしれないです。

小さい猫いっぱいが、
・其のまま地口猫飼好五十三疋上中下、歌川国芳
・しん板 猫尽くし 両めん合、歌川芳藤

もうちょっと大きい猫いっぱいが
・流行猫の狂言尽くし、流行猫の曲てまり、歌川国芳(着物姿バージョン)
・猫の当て字 うなぎ、歌川国芳

小さい猫より、さらに小さいミニチュア猫いっぱいが、
・しん板 猫の大よせ、歌川芳藤
・新板 かるわざ綱わたり、歌川芳虎

1匹や3匹
・名所江戸百景 浅草田甫酉の町詣、歌川広重
・眠り猫、河鍋暁斎
・鼠よけの猫、歌川国芳
・猫のすずみ、歌川国芳(猫のおどり、猫のけいことかも)

-女性と-
・鏡面美人尽くし 娘と猫、歌川国芳
・賢女烈婦伝 大納言行成女、歌川国芳
・虫撰 こがねむし、歌川国芳

こういうイメージで、猫の化け物枠とかも追加して、グループにするとさらに簡単になるかもしれないです。


動物の絵については、個人的ベストランキングを決めておいても、いつか役に立つかもしれないです。象の絵についてはこちらに追加しています。
象の絵の描き方は?【絵画】有名画家と作品の名前と簡単解説!

ポストカードやイラストカードで、ゲットしてる人もいるかもしれませんが、今のところ自分の場合は書ける範囲だと、第一位:新板 風流相生尽 卯春(歌川国貞)、流行猫の狂言尽くし(歌川国芳)、あともうひとつがランクインします。手描きの雰囲気が好きですが、こういうのもおもしろいと思います。


日本生まれのフランスの画家・彫刻家といえば、レオナール・フジタ(藤田嗣治)の白猫も魅力的です。
例えば、犬の画家ならクールベ 猫の画家ならマネの話題もあれば、愛猫家だったり猫好きの芸術家といえばダリヤクリムトなどあがる名前は人それぞれなので、また新しくこのブログでピックアップしてみます。


絵の見た目などについてこれだけ書きましたが、生身の人間の見た目については特に気にならないです。意外かもしれませんが、顔とか筋肉のつき方や服などもとくになんでもいいです。

完璧にはできないタイプですが、画像も日数おかずにがんばります!

最近のお菓子だと、猫の絵の飴もおいしそうです。
今日も一日お付き合いいただいて、ありがとうございます!!


タグ:動物
2019年12月10日

風神雷神図屏風とは?ポイント簡単解説と描き方【作者】比較

風神雷神図について触れていきます。競争ではないですが、とりわけ有名な3枚を比較してみるのもおもしろいです。

例えば風神雷神図屏風だと「作者は?3人って誰?」などでも(ぐるぐる悩んだことがありました)風神雷神図屏風のどこがすごいのか?といえば、ポイントはいくつもあります。(とりあえず、俵屋宗達のほうで進めてみます。)


わかりやすそうなポイントからチェック入れていきます。

【風神雷神図屏風(俵屋宗達筆)】
・動きのある絵(躍動感、大胆な構図)
・髪の毛の書き方が細密
・中央にドーンとした大きな空白
・風神雷神両者(両神)の描き方がおもしろい、ユーモラス(特に、顔の描き方)
・絵のバランスがとれている
・雲の雲っぽさ
・雷神の身体を赤色ではなく白色に色塗り
・雷神の左手

こういう感じで一覧リスト化してみると、わかりやすいかもしれないです。

風神雷神



まずは一気に、まとめて追加します。
雷神が向かって左側、風神が右です(左隻・右隻)。風神雷神図といえば、俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一の3人は有名です。3人の作者とは誰か?の件でよく名前があがってくるものの、逆に3人いて「?」というのもあるあるでしょうか。(なぞり→スケッチ、宗達は宗達で北野天神縁起絵巻からの話も)
金地も魅力的です。飛び雀や赤富士(赤い富士山)などの吉祥画や縁起の良い和柄が好きな人は特に、チェックしているかもしれないです。


絵の描き方関連で大きな重要ポイントとされるのが、たらし込み(塗って乾く前に別の色をたらしこんでにじます)です。技法話題、熱中しますが、雲の描き方は特に見れば見るほど好きになります。

柔らか、流麗、優美etc.表現は色々ですが、メインの風神雷神よりも雲の絵に自然と目がいくほどです(ほかについてはこのあとやります)。雲のお手本のような印象です。
どちらかというと右側の雲の描き方のほうが、好きです(風神のほう)のめりこみます。左からの打ち込み系もいいですが「どちらが雷神か、どっちが風神か?」のあるあるも、小道具(手に持っているものや周りにあるもの)を見ると、暗記して覚えなくても見たときにわかりやすいと思います。


構図的にも、個人的には今にも動き出すような感じの描き方がお気に入りです。トリックアート、錯視図、動く絵をほうふつとさせます(具体的なトリックアートの描き方といえば、こういった対比や角度、光と影のグラデーションの作り方や色彩構成とか色々ポイントですが)。風神と雷神が扇の両端に当てはまるような構図で、興味深いです。

具体的に例えば、色彩面としては、風神は緑色や青色で雷神は赤色という塗り方(仏教美術)を、雷神を白色で色塗りしている点は、おさえておきたい重要ポイントのひとつです。


ポイントをとらえていくと、表情のユーモラスさも注目されています。親しみやすい(打ち解けやすい)おもしろさがあります。

二曲一双とは?の意味解説も、右隻と左隻(で一双)があって、右隻に右隻第一扇と右隻第ニ扇、左隻に左隻第一扇と左隻第ニ扇があって、落款は右隻と左隻の両端に、二曲一隻の2セット合わせると二曲一双...とするとむずかしいので、個人的には簡単に、二つ折りの屏風が二枚ワンセットのようなイメージでとらえてます。

日常生活に便利だったものが、うれしいことに美術品に昇格した例のようなイメージです。

国宝絵画、画家のカテゴリで一番多い画家といえば、日本人水墨画家雪舟(代表作:天橋立図、慧可断臂図、秋冬山水図とか)なので、雪舟についてはこちらで触れてます。

中央に大きな余白をとっていることもポイントです。スペースを思いきりよく確保している点も、感動します。

重要文化財と国宝についてのあたりもそうですが、作者でとらえていくとわかりやすいかもしれないです。
(俵屋宗達については触れたので)尾形光琳は燕子花図(かきつばたず、代表作の1つ)でも有名です。子供の方でもアヤメやショウブの花の名前をイメージしてもらうとわかりやすいかもしれないです。発色の良い岩絵の具「青と緑と金色(群青と緑青)の花の絵」としてシンプルに覚えてる人も多いかもしれないです。リズム感のあることもポイントです。モダン的な、江戸時代のデザイナーのイメージも強いです。梅の花の絵だと紅白梅図屏風もあります。ドキッとする水のデザインも人気です。裏・酒井抱一(さかいほういつ)も琳派です。夏秋草図屏風(なつあきくさ)もそうですが、縁起の良い絵や吉祥画が好きな人だと、富士山の絵の富士山図もチェックしてるかと思います。これを見ると、江戸時代のイラストレーター的な印象もあって、興奮します。


サクッと所蔵先はどこか?なども追加していくと、建仁寺(けんにんじ、京都で一番古い禅寺で人気)俵屋宗達は桃山のあたりから江戸時代の画家として有名です(代表作といえば風神雷神図屏風というイメージです)。もし注意点があるとすれば関連して、湛慶(たんけい)が作った風神・雷神像の彫刻もあるので、このあたり気をつけるポイントとしてあがりやすいかもしれないです。


3D画像やデジタルイラストアート、アレンジなどで楽しめるとか、最近は特に新しさがくわわって、さらにおもしろい感じになってるみたいなので、楽しみな作品でもあります。熱いです。


比較


西洋の絵と比較すると、それを陰影で表現するに対して日本画は輪郭線で表現..はあるあるなので、俵屋宗達をベースに3枚の違いも簡単にいくと、尾形光琳は雷神の太鼓を中におさめて雲を色濃く、酒井抱一は色鮮やかなどetc.それぞれあると思います。

細かく入れ込んでいくと、尾形光琳(トレースと考えられていているので)の場合は風神と雷神の体の輪郭をそのままにしつつ中におさめ(俵屋宗達はダイナミックに太鼓がはみ出すほど)屏風のサイズが大きめなこと、酒井抱一は光琳のほうをスケッチ(模写)していると考えられていることもあるせいか、両神の変化が大きい印象です。風神雷神図だと彫塗(ほりぬり、線を塗りつぶさないように残して周りを色塗り)もポイントです。

比較として、伝源頼朝像(でんみなもとよりともぞう)の例も入れておきます。こちらは、ある意味ものすごく有名な肖像画です。

簡単な予備知識として「源頼朝とはどんな人?」とすると、征夷大将軍になって鎌倉幕府を開いて武士による国をおさめる活動をした、そんなイメージで個人的に吸収してます。結婚して(政子)、東国武士(とうごくぶし)を仲間にとか、歴史好きの人もふくめて武将や武士好きのみなさんにもおなじみかもしれないですが、国宝の肖像画といえば?で投げ入れていくとしたら、この絵がなくてはならない、必須のイメージです。

源頼朝といえば、テレビや教科書・資料集、本、雑誌etc.、よく出るイメージ画像(写真)はほぼこの絵と思うので、とらえていきます。(色はともかく)大きさからもバイタリティにあふれた作品の印象です。

ポイントをまとめて入れると、
・だいたい絵の大きさが等身大サイズ
・落ち着きの三角形構図
・細かい描き込み(眉毛1本、毛流れなど)
・柔和、端正、整っている印象の顔の表情
・服(着物、装束等)は無地の黒色ではなく、よく見ると細かな模様入り(輪無唐草文デザイン、読み方はわなしからくさもん)
・平緒が金色の桐鳳凰が描かれてる(足元のあたり)

こういう感じでたくさんありますが、さすが国宝絵画という感じで、装束の紋様や、鳳凰の絵の描き方も個人的にはチェックポイントだったりします。アナログ手描きのすごさに引き寄せられます。

描き方について具体的にひもといていくと、
顔の全体のイメージは柔和で曲線的な印象、マンガやアニメだったりゲームのキャラクターにも多そうな描き方とリンクする感じで、服は全体的に直線的に描いている(比較して男性だと直線的、女性だと曲線的傾向など)、裏彩色の発色効果、眉毛の描き方が一本一本で細密的、暈(グラデーション)etc.興味深いポイントが目白押しです。


顔の長さに注目してる人もいるかもしれないですが、日本の肖像画のすごさをじっくり堪能できる絵というイメージでパワフルです。からめとっていくと例えばリアル系の顔の描き方に、ここで具体的に突っ込んでいくとしたら、まぶたのふくらみとほほのふくらみも、顔の立体感(凹凸、でこぼこ感)をつくってますが、一気に手繰り寄せていくと、伝源頼朝像だと顔の描き方も注目ポイントです。目の描き方は切れ長の目の形になっていて、目の色は黒や灰色で色塗りされて印象的です。風神雷神の目と比較すると、描き方による効果の違いがわかりやすいです。


風神雷神と体の描き方



風神雷神図屏風だと、雷神(左側の太鼓を背負っていて撥を持っているほう)と風神(右側の布、風袋を手に持っているほう)だと、体の筋肉の絵の描き方も注目ポイントです。線のおうとつ(でっぱりとへこみの繰り返し)も絶妙です。筋肉の描き方もリアルに突っ込んでいくと、

特に男性の場合、腕を曲げるときに筋肉が盛り上がるので、はっきりとスジを描くとそれっぽさが出てきたり、ひじまわりの筋肉のくぼみとへこみもおさえておきたいポイントです。ハートをつかみます。雷神(左側)の腕と足の描き方もかなり重要ポイントです。腕と足を曲げているポーズなので、例えば膝を曲げたときに出てくる部分もわかりやすいです。近づいて見たいイメージです。

例えば、絵の描き方もそうですが体の構造についても深く突っ込んでいくと、


人間の腕は、内側にひねると身体からひじが離れるようになっています。逆にいうなら、外側にひねると体にひじが近づいてくるので、実際に手を動かしてみるとわかりやすいと思います。

雷神の左手の指(右手のように逆)もチェックポイントです。

風神雷神を見ると、金剛力士像の阿形像と吽形像みたいなものが頭の中に浮かぶという人もいるかもしれないです。

どちらかといえば、口を開いてるタイプがお気に入りです。人体骨格系もおもしろいのでおすすめです。

人間型つながりで、補足してみました。風神雷神図屏風(俵屋宗達)、伝源頼朝像、金剛力士立像etc.人ほかにもまだたくさんあって一部ですが、この前触ったものの中から、人間の描き方つながりで気になるものを厳選してみました。

また人体の骨格や筋肉系、構造(つくり)系おもしろいので、まとめて一気にピックアップしてみます。


葛飾北斎の富嶽三十六景、富士山の絵も記憶に残りやすいすごさがありますが、人気の絵画アート、日本の絵としての有名度としても、風神雷神図も同じくらいダントツの域に入る人が多いイメージでどきどきします。

完璧にはできないタイプですが、日数おかずにがんばります。
今日も一日、お付き合いいただきありがとうございます!!




(本)参考資料
芸術新潮編集部(編). 国宝 改訂増補. 東京, 新潮社, 2005, 246p.
2019年12月08日

花の有名な絵画は?【厳選!】海外と日本の人気画家と花の描き方

花の絵についてです。花の話題もいつの間にか、引き込まれます。

初めに定番の花の描き方つながりで、セッティング方法や花の飾り方のポイントから、追加してみます。例えば、花のセッティング方法や花瓶の花の飾り方としてよくあるのは『シルエットにまとまり(コツは放射状組み)をつけてから長さに差をつける(ピョンピョン遊びを入れる)方法や、そのあとに左右非対称(アシンメトリー)にしたら白花か補色か何かしらのアクセント色の花を小さめ色彩範囲で投入しつつ配色面積にメリハリをつけるやり方や、三角形配置に飾る方法など』もよく見るポイントなので、手軽にできる飾り方も色々あります。


花で有名な絵


世界的に人気の画家モネの名作 睡蓮、アール・ヌーヴォーで人気のグラフィックデザイナー、画家やイラストレーターetc.といえばアルフォンス・ミュシャの花の絵もおしゃれですし、「恋人たちとマーガレットの花」のマルク・シャガールの作品もあります。

ほかに例えば、花の世界の超有名絵画といえば、こちらも世界的に有名な画家ゴッホの名画「ひまわり」も人気です。「デイジーとアネモネの花瓶(デイジーで太陽の目)」や「花瓶のアイリス」、「ピンク色のバラ」「花瓶のばら」など薔薇の絵の作品もきれいなので、元々、ゴッホのタッチが好きという人も何かを得られるかもしれないです。


例えば、美術館や美術展で絵を鑑賞する人によっても、色彩チェックをポイントにしたり、構図をポイントにしたり、どの絵が優れているか?などではなくて、マチエール(絵肌)を重視したり、全部のポイントなど絵の見方も人それぞれでこのあたりもおもしろいところです。


とりこぼせないアーティスト(芸術家)として、花の画家といえばフランスの人気画家ルノワールも名前があがるかもしれないです。「花瓶にはいったバラとジャスミン」「春の花束」名作揃い、目白押しです。マリー・アントワネットもバラの花を愛していることで有名ですが、とりわけ描き方もポイントといえます。


モチーフのセッティング方法にもつながりますが、花を長持ちさせたいなら植木鉢のほうがしやすい印象です。切り花だったら花を長持ちさせる方法として、一般的に銅や10円玉を水に入れる方法などもありますが、花を扱う人たちからとしても毎日水を替える方法はおすすめとのことで、脈打ちます。


西洋は陰影、日本は輪郭線をという話は定番ですが、輪郭線についてだと、描き方の具体的な例として、(ペン入れや白黒の花の書き方関連の話題で)ボールペンの線の強弱の付け方といえば『光の当たる部分を細やかに繊細な線を描くやり方』もひとつの方法です。


具体的な絵の具の色彩決定についてだと例えば、花の花粉の色ならウィンザーイエロー、ウィンザーオレンジ、影色にウィンザーバイオレットetc.色々と考えられるので、色好きの人だと見ただけで目が輝く人が多いかもしれないです。ドキッとします。


細かくリアルにひもといていくと、花の場合『濃い色の背景は黒系の色で、白色なら白色で(その色で塗り込むかはおいときつつ)、ソフトな色の花の背景は灰色にする』と色彩の具合が見えやすかったりするので、そういうやり方も、わかりやすいポイントといえます。


描き方は自由ですが、花(料理でも)モチーフに光を当てるときは『左右どちらか手前から光を当ててみる方法』(左右の位置で見る人の印象が変わることもポイント)、光がずっと同じところから当たり続けることが理想でありつつも、写真撮影みたいに『白いレースのカーテンをかける』など、プロの技みたいな感じでよくおすすめにあがったり、

具体的な道具だと『トレーシングペーパーを上手にかけて光を柔らかいものにしてみる方法』や、自然光がむずかしいときは同じようなライトを手に入れても良さそうなどetc.色々あっておもしろいです。


花器関連、器つながりの色彩話題も興味深いです。
例えば、料理の色どりだと(絵の色彩と共通点が多い感じです)、藍色と白が彩られてる皿に食べ物をのせるときにきれいに見せる方法として『緑の野菜を入れておく』とより良いといわれてるのと似てます。こういうほう例のほうが一般的にはわかりやすいかもしれないです(ただし、黄色い皿に白色のみの食べ物だとぼけやすいなど、気をつける点や注意点などもあったりします)。



和風の花の絵


先ほど輪郭線の描き方について触りましたが、

和風や和柄の花話題で、深堀りしていくと、
花束文や花丸文などの文様(紋様、模様)デザインもきれいなので、描き方としてだけでなく、見るだけでもおすすめです。日本文化っぽい伝統的な図柄に、興奮します。どんな模様か?というと、花丸文だと丸の形に草花をデザインして、花の種類は、菊や藤の花、桜や梅の花、牡丹などetc.意外かもしれないですが、松竹梅で3種類のミックスもあってテンションが上がります。


例えばわかりやすい例として、梅の花の絵についてすくい取ってみると、国宝で有名な尾形光琳の紅梅図屏風(こうばいずびょうぶ)もあります。梅の書き方についても細かく追いかけていくなら、花びらを輪郭で分けずにまとめ描き(いわゆる光琳梅)、枝の描き方も伸び方がいい感じです(水の流れの描き方も大胆な動きのある感じがすごいのですが)比較的、花の蕾(つぼみ)も開きたくなる感じでお気に入りです。


しっとり系で、6月の花で紫陽花をピックアップしていくと、日本の浮世絵だと「当盛六花撰 紫陽花(とうせいろっかせん)」のコラボ作品や、世界的に人気な日本人浮世絵師の葛飾北斎の作品タイトルだと「紫陽花に燕(鳥のツバメもかわいい)」、歌川広重の「紫陽花に翡翠(この漢字でかわせみ)」も比較してみると違いがわかりやすくて見どころポイントです。つないで「桃花につばめ」もまぶしく見えます(整理すると、富嶽三十六景が葛飾北斎、東海道五十三次が歌川広重のほう)。蕾の花の絵で入れ込んでいくと、伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)の蓮池図(れんちず)のつぼみも魅了します。熱中する感じです。


具体的な描き方



例えば具体的に(先ほどの光つながりで)、立体感の出し方についてもプラスしていくと、水彩でも色鉛筆でもetc.基本的には『光の当たる明るい部分と陰影の部分をしっかり塗る方法』もひとつのあるあるですが、花も含めてほかのモチーフに当てる光(光源など)についてさらに突っ込んでいくと、『斜光は光がモチーフに当たるのが斜めなので立体感がわかりやすい』などもあって楽しいです。

さらに展開して、逆光にするとどうなるか?でついていくと、後ろから光が当たっているので観察は難しいけれど衝撃的な絵ができそうなイメージ、全光にするとどういう結果になるか?というと、前から光が当たっていて中面の構造が見えやすそうでそうでないようなイメージがあったりします。動物や人間でもこういうのはスイッチが入ります。(このあたりは写真と共通してるので、プロの写真の撮り方や撮影方法も役立つかもしれないです)


光と影の描き方(立体感の出し方)の例だと、日本でも人気、世界的な有名画家のヨハネス・フェルメールの牛乳をそそぐ女(The Milkmaid)もお手本になりそうです(グラデーションなど)。フェルメールとだまし絵で有名なエッシャーについてはトリックアートのところで触ってます。


見方のコツとして『観察の仕方、絵に困ったとき=目を細める』も便利といわれる対策のひとつです。理由はなぜか?というと、暗いところと明るいところがわかりやすいことや、輪郭の強弱が見やすくなるからで、簡単な豆知識ではないですがこういう雑学要素の展開も、気持ちをつかみます。


具体的な練習方法も細かく突っ込んでいくと、静物画、風景画など問わず『目に見えない部分を描く』(あるように描くなど)の描き方も、上手くいくといわれるわかりやすい方法です。明るい気分になります。


シンプルなやり方も挿入すると、なんでも『四角い箱におさめてとらえていくイメージ方法』も一般的です(模写あるあるだと省略と強調、強く押し出していく箇所を決めるなど)風景画もそうですが、依頼、トリックアート(関連で野菜や果物のアルチンボルドについてはこちら。トリックアートや錯視系は、絵を遠くから見るか近くから見るか、大きさや小ささでも見え方が変化するるものもあるので、気をつける点でもありながら興味深いです)と同じくらい遠近法もかかわってくる印象で、ときめきます。


「絵が上手に見える方法は?」で追求していくと(裏技的なものかもしれませんが)『複雑なモチーフを一つは挿入する』なども、おもしろい手法だったりします。ドキドキします。具体的な例を揚げるなら、ベラスケスの白色の使い方もチェックポイントで、素直に美しいです。こちらもハイクオリティーです。


花と人物、花といっしょに人間の絵も描くとしたら、人の顔の描き方(塗り方)については、顔や顔の周辺は強めのほうがいい気もします(たぶんこちらのほうが一般的です)。水と花ならミレー(画家の名前)の「オフィーリア」も、ドキッとするほどの絵画です。じんわりこの箇所も熱いですが、風景画でも、漫画やアニメみたいに主役と脇役理論もあったりします(人物画といえば『ロボット・ブロック描きで大きくとってから細かく描き込む方法』も有名ですが、マンガのキャラクターの描き方といえば一気に一発描きしたり作家の先生それぞれということで、こちらもおもしろいところだったりします)。

個人的には、一気描きみたいなアラ・プリマ技法系(即興など)が好きだったりしますが
(ダントツ人気という感じです)


例えば、画材の決め方がわからないという悩みにはよく、好きなイラストレーター、デザイナー、アーティストetc.と同じ画材を使ってみるという一般的な方法もおすすめにあげられますが、アート系ライフハック・裏技系だと実は筆やペンだけでなく、割り箸やストローでも描けるなどの方法も、自由研究のようなイメージでじわじわきます。見れば見るほど、好きになってしまうような感じです。

食べる料理で例えるなら、好きな料理人さんと同じメーカーの同じ調味料や食材を使用するなどの例や、一般的に女性たちがさらに近づきたい感情で好きな芸能人やモデルさんと同じブランドの同じ商品(口紅の色とかチークの色など)、同じメイクアップ道具を使うイメージとすると、わかりやすいかもしれないです。


絵のあるある話題だと「良い絵とは何か?」問題もよくとりあげられたりしますが、人によって例えば「構図系については、色彩と形と明暗のバランスがとれている」もよくあるので、こういう点も楽しめるポイントだったりします。


例えば具体的な実例で、リアルな着色がしたいときは、全般的に『中間色で塗る方法』など(色彩混色方法として4色に補色一色混ぜ入れる仕方なども)、超リアル絵の世界だと『素材の違いによる反射の見え方やその光の反射部分』のディテール描き込みをガッチリおさえているなど、動物の絵画の話題ではないですが、そのテクニックもおもしろいです。


花と一緒に描くのは女性だけとは限らないですが、例えば男性や女性問わず、人物の顔の描き方だと、場合によっては鼻先にハイライトの白、唇の塗り方でリップの上唇を暗い色で下唇を明るい色にするメイクアップアーティストさんなどもいそうですし(メークにハイライトの白地残しや不透明の白色がいけるかはわかりませんが)どちらかといえば、ハイライト部分の白地残しは、比較的不透明ガッシュより自然な感じの効果になりそうな気がします。


花だけでなく布もモチーフなら、例えば洋服の描き方で『薄いセーターやシャツならしわはシャープな線に、生地に厚みがある洋服や着物なら丸っぽい線にする』とそれっぽくなりやすい傾向があるので、布系は日常的に触れてるものだと、その描き方もわかりやすいかもしれないです。

このあたりも、花の花瓶の下にしく布の描き方と、共通する感じで 目がないです。こういうのも確保しておくと、近代絵画の父、現代芸術セザンヌ(画家の名前)のダイナミック構図でも有名な果物絵画「林檎とオレンジ(絵のタイトル)」の下にも白いクロスがしかれているので描き方の良いお手本にしてる人も多いかもしれないです。柄も白が引き立ち効果的な印象です。「デルフトの花瓶に生けられたダリア(英語だとDahlias in a Delft vaseなど、何気にCezanneのスペルがむずかしいですが)」がっつり食べたくなるおいしそうな絵です。


画像問わず、一般的に暖色系の食べ物を見ると、食欲がわいてくるといわれています。色塗りについてももっと深く突っ込んでいくとしたら、例えば、暖かみがほしければ暖色系に塗る(線だとむずかしいですが)方法もそうですが、『影色の最暗部は手っ取り早く一番先に塗ってしまってシンプル寄りにして明るい部分を細かく描く仕方、輪郭線をはっきりめに描くやり方』なども(その後から全体的に色彩バランス調整)わかりやすくて便利なイメージです。


塗りの気をつけるポイントとして、一般的に『アクセント色の塗り方は、できるだけ影以外の部分に小さい面積で色鮮やかに塗るという方法』もやり方のひとつといえるので、このあたりも奥が深いです(影以外の一番明るいところ 真ん中くらいのあたりに鮮やかな色を色塗りするetc.)。パステルカラーといえば女性の画家マリー・ローランサンもいいですが色の調和(なじみ)、木の葉っぱの描き方だと、『光が当たっている葉っぱの影を細かく描き込む』とそれっぽくなるなどetc.こういうテクニック系の話題も特別、興味をそそります。

オープンにしていくと『ググッと強調させたいところがあれば、ほか箇所をぼかす絵の足し算引き算方法』なども、とりかかりたくなる方法だったりします。


なぞりを入れていく感じで具体的な影色の作り方については、ブルーグレーっぽい黒色だと、例えばバーントアンバーとウルトラマリンでも作れます(影の混色・色づくりのなかでもきれいな色のイメージです)。


モノクロの水墨画、墨絵の墨の色味もいいですが、(アーティスト墨絵師、画僧の雪舟についてはこちらで触ってます)個人的に画材のイメージについては、修正できる不透明水彩、即興と計画性で突き進む透明水彩、コピックマーカーなども便利そうですし(100均で似ているものがあるということで買ってみたり)筆ペンやミリペンの絵も手軽でいい味が出るイメージ、速写しやすいパステル、サクッとやりたいアクリル絵の具、手軽にやりたい色鉛筆など、それぞれ特徴や目的によって画材の良さも感じられるのでおもしろいです。画材問わず、失敗した絵の復活あるあるとして、『時間をおく方法』も何もしなくても上手くいくかもしれない便利な方法のひとつだったりします。

これは思ったより、いいことが起こります。


制限をなくしていくと、『影の部分は3色くらい混ぜて不透明、明るいところはそのまま透明にしたりする方法』も簡単にできる上手なやり方、塗り方という感じで楽しそうですが、絵を速く描く方法といえば、ホアキン・ソロ−リャ(画家の名前)、色塗りの上手い人を見ると、色の明るさ暗さの配分比率やイメージテーマ決定力などetc.、そのすごさに興奮します。


追加していくと、具体的に有名な色の名前についてなら、植物系、花の絵を描くときに良さそうな色の選び方として、暖色系3色(赤黄色オレンジ)でカドミウムレッド、カドミウムイエローライト、カドミウムイエローオレンジもあります(カドミウムはかんたんに金属など)。茶色でお気に入りはバーントアンバーですが、ほかにイエローオーカーも持ってると便利と思うことが多かったです。土などに黄土色や茶色系でローシェンナ(名前が可愛い)、クリムソンレーキも真紅の色という感じできれいな色合いです。絵の具系の色の話題も、うずうずします。


先ほど和風の絵にも触れているつながりで、春だけでなくたっぷり秋も楽しみたいときは、こちらも国宝、長谷川等伯(はせがわとうはく)の楓図襖も見どころです。描き方(塗り方)は緑色の葉がミックスしつつ、朱色がアクセント、鶏頭(ケイトウ)、萩や菊、秋の花もいっしょに取り込んでる感じでおすすめです。

真っ赤になる感じで、紅葉の色彩チョイスでひもといていくと、具体的に、ネイブルスイエロー、ダークカドミウムオレンジなど、ダークレッド、影っぽいところや暗い色部分にブラウンやブラック、グレー、補色でブルーなど、光沢部分にペール系赤色で色塗りしてみるやり方なども色々考えられます。もしものとき用や研究用に赤青黄の3原色の描き方や塗り方で決定するなら、上のほうで触った鉄板人気の黄色カドミウムイエロー、青色だとマンガニーズブルーノーバやマンガニーズブルーヒュー、ウルトラマリンライトやフレンチウルトラマリン。赤色にパーマネントローズもきれいな印象です。


絵の描き方も、解剖学をして表面的なところに反映させるという方法についても(解剖といえば天才芸術家レオナルド・ダ・ヴィンチも有名ですが、日本だと美術解剖学といえば舞姫の短編小説で有名、森鴎外もいます。明治時代、岡倉天心のあたりです)色濃い、濃密的な感じでいいです。


描き方の簡単なポイントや色彩知識だったり、画法や技法、その他もろもろについては必須でないですが(マニアなだけなので)、目が輝きます。困ったときのお守りのようにしてる人も多いということで、黄金比や白銀比問わず、秘密についてはおいといて不思議な魅力でこのあたりのテーマも昔から惹きつけられる人が多いというのもわかりますし

一気に花の絵を追加していくと、冬の白い雪に映える真っ赤な椿や、4月の花でチューリップなら、画家ヤン・ブリューゲルの「机上の花瓶に入ったチューリップと薔薇」の作品も背中を押されます。熱帯の花も力強い感触で好きですが、夏の花の絵といえば、「朝顔図屏風」も上に重心のある構図でかっこいいです。題名の読み方はあさがおずびょうぶ、日本人絵師の絵(奇才、鈴木其一)です。ダイナミックです。百合だとネリネの別名ダイヤモンドリリーもヒガンバナみたいな印象の美しい花びらをしてますし、ゆりの花の絵といえば(バラの花の絵といえばももちろん)アンリ・ファンタン=ラトゥールの「薔薇とユリ」もあります。百合の根といえば食用なのでお味噌汁やお雑煮、チーズetc.にしている人もいるでしょうか。おいしそうです。


もし質問などがあれば学校や絵画教室の先生も教えるプロなので、チャンスがあるなら色々教えてもらうのがおすすめですが、花など写真資料については光の感じや、好きなアングルもあるので自分でデジカメ・スマホで撮ってます。花の絵だと図工や夏休みの宿題でもありそうですが、絵のアイデアとして、幻想的やレトロ風にポップなテーマ、花の中にニコニコ顔を描いたり、蝶々や猫、女の子といっしょにハートと合わせるなど、手紙やポストカードで誕生日やお祝いのプレゼントとしても喜んでもらえると思います。最近だとウェルカムボードや黒板の花の絵もはじけるようにきれいでおしゃれなものが多くて、ほほがゆるみます。


ほかに風水でもいわれるような縁起の良い絵にあたる吉祥画だったり、花の絵だとインテリアをおしゃれにしてくれるので、リビングや玄関に飾る人もいるでしょうか。絵画の飾り方にしても、絵画の形の選び方(縦長か横長か)も絶対的な正解はないので、特に自宅の自分の部屋のなかでやるなら、好きな壁に好きな長さの絵を飾る方法のほうがいいとは思いますが、「具体的に何を目安にするか?」としたら、『絵の高さを目の位置に合わせる(絵と地面の高さをだいたい150cmあたり)方法』もひとつです(美術館などは例外で高めの設定も)。形の選択方法も好きな絵、自由でいいと思いますが、一応プラスしておくと、空間的にも横長の絵には横長壁がマッチしやすいと一般的にいわれてます。紐(ひも)は見えたほうがいいか、見えないほうがいいかで迷う人もいるかもしれないですが、一般的には隠して裏側に入れておくほうがいいとされているので、このあたりの話題もおもしろいです。

ひもを貼る道具についてもとらえておくと、気軽に貼りやすいあのマスキングテープは便利と思います。念のため、くっつけておくと便利なのでおすすめです。


オランダ -the Netherlands! Dutch!-


花といえば(画家もそうですが)オランダのイメージも大きいです。前に和製英語のカタカナの読み方(ジャパングリッシュのあたり)でフェルメールに触れましたが(ヴァミアーなど)オランダの画家なので、ヨハネス・フェルメールはJohannes Vermeerでヨハネス・フェアミアを目安にしたりしてます。
・ヴィンセント・ヴァン・ゴッホはVincent van Goghでフィンセント・ファン・ホッホ
・ピエト・モンドリアンはPiet Mondriaanでピート・モンドリアーン
・エッシャーはどちらかというとそのままのイメージです

作品名
・牛乳を注ぐ女でDe Keukenmeid(ドゥクーケンメイト)
・黄色い家でHet Gele Huis(ヘットヘールハウス)
・ひまわりでZonnebloemen(ゾネブルーメン)

ひまわりだと英語でSunflowers(サンフラワーズ)ですが、オランダ語も響きがいい感じです。芸術家やアーティスト系のカタカナの読み方に違いがあるのは、こういうのもあるからのようで、じわじわきます。

関連する代表的な単語も、こちら英語(左)とオランダ語(右)で目安のだいたいの読み方もまとめて一覧リストアップしてみます。
・油絵:oil painting、olieverfschilderij(h)でオリーフェァフスヒゥドゥライ
・静物画:still-life painting、stilleven(h)でスティゥレーヴン
・水彩画:water colour painting、waterverfschilderij(h)でヴァーターフェァフスヒゥドゥライ
・デッサン:sketch、schets(d)でスヘッツ
・版画:etching、ets(d)でエッツ
・肖像画:portrait、portret(h)でポートレット
・天井画:ceiling painting、plafondschildering(d)でプラフォントスヒゥデリング

テンペラ画はtempera painting、tempera(d)でテンペラ、fresco(d)でフレスコでそのままっぽい感じですが、念のため美術単語でもひもとくと彫刻はsculpture、beeldhouwkunst(d)でベーゥトハウクンストなど、ドイツ語の響きも好きですが、こちらもドキドキします。

花だったり絵といえば色彩も関わるので、こちらもプラスしておきます。
・色:kleur(d)でクラ−ァ
・青:blauwでブラウ
・緑:groenでフルーン
・茶色:bruinでブラウン
・紫:paarsでパース
・グレー:grijsでフライス
・黒:zwartでツヴァゥト
・白:witでヴィット
・水色:lichtblauwでリヒトブラウ
・オレンジ:orangeでオラニエ
・黄色:geelでヘーゥ
・赤:rootでロート


個人的にオランダといえば、とりこぼせないのがココアなのですが、ダイヤモンドを思い浮かべる人も多いようです。

花といえば、ネズミモチ(タマツバキ)もおもしろい感じです。

完璧にはできないタイプですが、日数おかずにがんばります!
今日も一日、お付き合いいただきありがとうございます!!



(本)参考資料
芸術新潮編集部(編). 国宝 改訂増補. 東京, 新潮社, 2005, 246p.
小西友七編. ジーニアス英和辞典.東京,大修館書店.
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