●BODY AND ART lab-バル~アートと身体研究所~●

 こちらのコーナーでは、『身体あっての絵』という考えを大切に、色彩心理やセラピーの話題等も含めながら多くの皆さまが身体もこころも元気になれるような情報を伝えています。

 ◆コラム-column-
   Q.質問「バルでおすすめしている色や形はありますか?」

A.
 目的やテーマによりますが、主に元気や喜び・楽しさをひきだす暖色系(ピンク・黄色・赤・オレンジなど)のカラーや白、やさしい幸せな気分をひきだすパステルカラー、きもちを穏やかにする丸みのある形などをおすすめしています。

   Q.質問「それぞれの色彩効果を教えてください。」

A.

ピンク:脳が美肌効果を高める女性ホルモンのエストロゲンの分泌を促進させ、心をやさしく穏やかにする効果があるといわれています。

オレンジ:橙色はインシュリンの分泌を促進して血糖値上昇を抑制するため糖尿病に効果を発揮し、黄橙色には食欲増進効果(グレリン)があるといわれています。こころを明るく陽気にさせてくれます。オレンジ色の光は、レストランやアクセサリーショップなどで活用されているように、見るものを美しく見せ、こころを落ち着かせる効果もあります。

赤:視床下部が赤の波長を受けることでアドレナリン分泌を促進し、体感温度上昇・血流促進・食欲増進効果などがあります。

黄色:脳内物質エンドルフィンの分泌を促進し、計算力・集中力を高める色、自律神経を刺激し、笑顔をひきだしてコミュニケーションを円滑にする色といわれています。

青色:『幸せホルモン』と呼ばれる脳内物質セロトニンの分泌を促進し、リラックス効果・癒し効果も高い色とされています。集中力を向上させ、質の良い睡眠には必須とされるメラトニンの分泌も促進するため、不眠症の方の寝具などによくおすすめされる色です。

青紫色:ダイエット効果を期待されるオブスタチンの分泌を促進し、食べ過ぎに効果を発揮し、精神を安定させるといわれています。

黄緑:細胞を活性化させ、新しい細胞をつくる成長ホルモンの分泌を促進するといわれています。

緑色:記憶や学習に関わる神経伝達物質であり、痴ほう症予防に効果を期待されるアセチルコリンの分泌を促進するといわれています。副交感神経を刺激して唾液分泌量を促進し、疲労回復・ストレス解消・精神安定効果の面でも注目されています。

効果は人それぞれといえますが、お役立ていただければ幸いです。
ありがとうございました。

   Q.質問「絵を描くとどんな効果がありますか?」

A.

 絵を描くことは、達成感を得られるだけでなく「脳の活性化」にもつながるといわれています。また、描いた絵により「心の状態(精神状態)」も知ることができ、どのような絵を描くかで相談したくてもできなかった思いや、誰にも言えなかったためこんできた思いなどに自分で気づき解放する効果もあるといわれています。自由に絵を描くことでストレス解消にもなるという方や、今まで抑え込んでいた自分を表現することで、はりつめていた気持ちが楽になり自己表現から喜びを感じられるという方々もいらっしゃいます。アートセラピー(芸術療法)という言葉があるように、絵を描くことは「言葉を使わずにできる自己表現」であり、表現することの楽しさを感じられるひとつの方法といえます。上手い下手は関係ありませんし、無理に明るい色を塗る必要もありません。思うままに自由に描くことが自分で自分にプレゼントしてあげられるすてきな癒しともいえます。ありがとうございました。

Q.質問「絵を描くことと、塗り絵セラピーはどちらがいいですか?」

A.

こころを癒すセラピー効果として、どちらも子どもも大人も楽しめてリラックス効果・ストレス発散効果が得られるといわれています。どちらがいいかという視点で選ぶよりはご自分の好きなものを選ばれるのが一番良いかと考えます。自由に描くことももちろんいいですし、塗り絵がたくさんあって何を選んだらいいかわからないという方は、わくわくしそうなものや楽しめそうなもの、素直に心惹かれるものを選ぶのもひとつの方法といえます。塗り絵をすることは、脳の老化防止(アンチエイジング)効果があるといわれていることから、認知症等の進行を抑える対策としても、近年注目されています。また、個人差はもちろんありますが、脳の働きは以下のようにいわれています。塗り絵をするとき「これはどういう絵なのか」と下絵を見るときは後頭葉が働き、過去に見た色や形をたどり情報を集めて参考にするときに側頭葉、紙の感触や構図を把握して全体的な絵の構成・バランスをみるときには頭頂葉、これらの絵の情報をつかんでから「どのような色を、どのように、どのような順番でどこに塗るか、色の濃淡やぼかしはどうするか」など計画を考えるときは前頭葉の前頭連合野、手を使い塗るときは前頭葉の運動野が働くといわれています。ほかに、使用する画材に悩む方もいらっしゃいますが、色鉛筆だけでなくクレヨンやパステル、フランスで流行しているようにカラーペンで塗る方法などいろいろ試してみると楽しいかもしれません。好きな方法で日頃のがんばっている自分を癒してあげてください。ありがとうございました。

   Q.質問「アートセラピーとは何ですか?」

A.

造形や絵画などを介することで心理面のケアをするのがアートセラピーです。メラビアンの法則によれば、人のコミュニケーションは「言語情報(バーバル)」が7%、「聴覚情報(ボイス)」が38%、「視覚情報(ビジュアル)」が55%の3つから成り立つとされています。まとめると、言葉を使うコミュニケーション(言語コミュニケーション)は7%、言葉を使わない(非言語コミュニケーション)は93%となります。つまり、メラビアンの法則通りに考えると、人が自分のなかの考えや思いを言葉で表現できているのは7%、残り93%の部分は言葉で表現することができずに「言葉にできない」思いを抱えているといえます。アートセラピーは言葉を使わずに、非言語コミュニケーションとして自分の心や考え・思いを絵や造形を通して伝えることができるので、このような人たちに適したセラピーといえます。「カウンセラーを前にしても相談できない」「話せない」「伝えられない」「コミュニケーションが苦手」「会話ができない」「言葉がでない」という方たちにとって自己表現をできる媒介になるとも考えられます。無意識に自分が選ぶ色や描く形から、なんだかよくわからなかった自分の心理状態も知ることができ、自分の本当の気持ちに気づくことで気持ちが楽になるという方たちもいらっしゃいます。もちろん自由に描くというだけでも常におさえられてきた自己を解放し、日頃できない自己表現を可能にします。画材は、色鉛筆でもクレヨンでも、マーカーペンでも絵の具でも、水彩絵具、油絵具でもなんでも、日頃自分のこころを抑えている人ほど好きな画材を自由に選ぶことをおすすめします。肩の力を抜いてその効果を実感してみてください。ありがとうございました。

Q.質問「アートセラピー・カラーセラピーの特徴は何ですか?」

A.

造形や絵画などを介することで心理面のケアをするのがアートセラピー、色彩心理学をベースにして心理面のケアをするのがカラーセラピーとするとわかりやすいかもしれません。どちらも心理療法であり、つながる部分・共通する部分があるため2つを併用することで期待できる相乗効果も高いといえます。ありがとうございました。 

Q.自宅でアートセラピーをしているときに、ほかに何かできることはありますか?

A.
いつもありがとうございます。
 アートセラピーをしながらミュージックセラピー(音楽療法)も併用することも相乗効果を高める方法のひとつといえます。好きな音楽を聴くことももちろんいいですが、脳内をアルファ波状態に導きやすいとされている自然音を聴くこともおすすめです。人が心地よさや安らぎを感じやすいといわれる「1/f(えふぶんのいち)のゆらぎ」をもつ自然音には、木々が風に吹かれる音、小鳥のさえずり、滝音や雨音、海の波の音などがあります。水の音は母親の体内のなかで聴いていた羊水の音を思い出しやすくして気持ちが落ち着き安心する効果があるといわれ、規則的な一定のパターンをもつ川のせせらぎを聴くことなども身体をリラックスさせる効果が高いといわれています。イルカの声やクジラの声、ヒグラシの声もリラクゼーション効果が高いとされています。
 他に水の音としては日本庭園文化独特の水琴窟(すいきんくつ)もおすすめです。江戸時代初期に小堀遠州が発案した「洞水門(どうすいもん)」が発祥とされていて、かめのなかに落ちる水滴の音が反響して透明感のある琴のような音が聴けます。
 楽器であればサントゥールや赤ちゃんの睡眠を促すためにも多用されているオルゴールや、香川県の讃岐地方でとれる貴重な岩石「讃岐の岩」という意味のピアノよりも高い音をだし100万ヘルツ(Hz)までの高周波音を出すサヌカイト(カンカン石)、風鈴、音楽療法として活用されているハープのような優しい音色を聴くこともおすすめです。また高い音だけでなく、人の声の周波数に近いといわれるチェロのような心地よい高さの低音を聴くことも心身のリラックス効果が高いとされています。人の声としては高音と低音を同時に出すホーミー(フーミー/フーメイ)という独特な歌唱も心身を癒す効果が高いとされています。この他にもリラックス効果の高いといわれている楽器はたくさんありますし、もちろん身近な楽器であるピアノ独奏やフルートなどが落ち着くという方もいらっしゃいますので、最終的には自分が心地よさを感じる音、心惹かれる音や楽器を選ぶこともよい方法のひとつといえます。(上記にご紹介したほとんどの音楽はCDやYouTube(ユーチューブ)で聴くことが可能です。)
 また興味深いといえるのは、心拍数や血圧などを下げてリラックス効果のある曲として科学的証明されたといわれるイギリス音楽療法学会とマルコニ・ユニオンが合同で制作した「無重力(Weightless)」という曲です。曲選びに悩む方は、一般的には規則的で一定パターン中心の単調な音楽や、自律神経の副交感神経が優位に働き心拍数が落ち着いてくるようなゆっくりとしたテンポの静かな音楽がいいとされていますのでそれを目安にするのもよいかと思います。
 音楽のほかにアートセラピーをしながら香りを活かすのもリラックス効果を高めるひとつの方法といえます。アロマテラピー(アロマセラピー)で芳香を楽しむように、お香を焚いたり精油(エッセンシャルオイル)や香水など、自分のこころが落ち着くと感じられる香り、音楽と同じように心惹かれる香りを選ばれるのも良いかと思います。

長くなりましたが何かヒントになるようなことがありましたら幸いです。ありがとうございました。

 

   

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