【最新・錯視アート】
黒猫忍者ノ蛙変化
人気の国宝デザインのつづきです。
日本美術や日本文化をとサクッと勉強したいという人は、国宝の有名なものから覚えてる人も多いでしょうか。重要文化財でもいいものはありますし、重要文化財でなくてもいいものはありますが、浮世絵についてはおいておいても、国宝は一般的によく聞く「有名」といわれる名前のものが多いので、しみとおります。
曜変天目茶碗(ようてんへんもくちゃわん)にも触れたところで、
ようやく国宝の英語一覧リストです。ノートやメモでまとめてたものを、一気に文字打ちしてみます。苦手な会話の英語はおきつつこのジャンルは追加しやすいので、今からプラスします。
『国宝の英語とは何か?』『National Treasure(カタカナの読み方だとナショナル・トレジャー)』の流れからもですが、探すときはjapanを付けてみると便利です(外国用に)。つながりで、例えば東京(都内より)ならtokyoを付ける方法も、見つけやすいのでおすすめです。
本気で英語を勉強する人たちは「世界遺産(world heritage、ワールドヘリテージ)」もみっちり合わせる覚え方をしているみたいですが、個人的には雑学のカテゴリにしているのでご了承ください。
リアルに観光してみた、四柱神社から立ち寄っての松本城(長野県)の中も良かったですが、お城以外の人気観光地の最近のパンフレットも英訳版は完備されてることが多いのでゲットしてみると、色々アイディアのヒントになるかもしれないです。日本語版もいっしょに手に入れると、翻訳になります。
思ったより、いい情報を入手できます。
国宝といえば、かっこいいで名高い阿修羅像のThe statue of Ashuraなどもありますが(人気の国宝級イケメンetc.)、最近は旧開智学校の件もあれば、プロジェクションマッピング、文化財のデジタルアーカイブなどetc.こういった用語系も目白押しになってきて、おもしろいところです。
かがやいてます。
簡単な説明
先取りしておくと、
「国宝とは何か?どんなもの?」としたら、簡単に文字分解すれば国の宝ですが、国宝と重要文化財ともいっしょに合わせると「重要文化財の中でもとくに価値の高いものとして選ばれた宝」とするとどちらかといえばわかりやすいかもしれないです。
この場合ほかに付け加えていくと、
文化的価値高め(世界的に見ても)として選ばれてるもの、国宝は文化財として最高位置に入れられてる、そういったイメージでとらえると頭の中でつながりやすかったですが、どうでしょうか。
もしかしたら、国宝より重要文化財のほうが数がたっぷりある、ととらえてみるとシンプルでいいかもしれないです。件数と点数の違いに注意するという話もありますが、国宝といえば、文化庁というイメージが強いです(文化庁によって重要文化財から国宝指定候補が決まって、色々あってさいごに文部科学大臣が国宝指定などetc.)。
泣けてきます。
種類についてもひもといていくとしたら、絵画系、屏風、仏像彫刻や土偶など、バラエティに富んでます。茶碗、茶室(名前がかわいいです。待庵→たいあん、如庵→じょあん、密庵→みったんの3茶室)、国宝建造物などだとお寺や神社もあるので、興奮します。
人の日記や手紙も加わっていることも、びっくりするポイントです。こういったジャンルの幅の広さも魅力です。国宝彫刻といえば、運慶(うんけい、仏師)のイメージが一般的かもしれないです。大日如来坐像や金剛力士像が有名ですが、運慶研究といえばX線というイメージで、水晶珠など像内、外見だけでなく中身なども気になるところです。
金剛力士像のムキムキ筋肉、身体能力もすごそうです。
これから入れるリストについては、意味も簡単に下のほうにものによって追加してみます。
国宝系、クリエイターもパワフルです。
「へー」と意外と驚かれることがあるとしたら、国宝には国外の作品もあることでしょうか(中国・朝鮮半島など)。国宝に限らず、英語の翻訳だとローマ字表記方法で混乱しやすいので今回もあるていど統一します(伸ばしの音をou→o)。
最近はこのブログだと、こちらの絵巻物の読み方一覧も人気のようなので(意外でしたが、うれしいです!ありがとうございます!!)国宝の名前も難読漢字系が多くて読み方もむずかしいので、念のためひらがな入れてみます。読みがななくても読めるという方、すみません。
例えば
@絹本著色けんぽんちゃくしょく(絹本とは?→書画用の絹地などそれにかかれてる書画)
A紙本しほん
B立像りゅうぞう
こんな感じでそのままアルファベット変換でよく見るものもありますが↓
・『栄花物語(えいがものがたり)』:Eiga Monogatari
・『根本百一羯磨(こんぽんひゃくいちこんま)』:Konpon hyakuichi konma
・『山門疏(さんもんそう)』:sanmonso
じんわり嬉しくなります。
のめりこみます。
ほかにこういう絹本著色部分を抜かしているバージョンも見かけますが
・『絹本著色閻魔天像(けんぽんちゃくしょくえんまてんぞう)』:Enmaten
・『絹本著色達磨図(けんぽんちゃくしょくだるまず)』:Daruma
・『紙本著色寝覚物語絵巻(しほんちゃくしょくねざめものがたりえまき)』:Nezame Monogatari Emaki
・『絹本著色倶舎曼荼羅図(けんぽんちゃくしょくくしゃまんだらず)』:Kusha mandala
・『絹本著色普賢延命像(けんぽんちゃくしょくふげんえんめいぞう)』:Fugen Enmei (Samantabhadra) など、がっつりハートをつかんできます。
不思議と、近づきたくなります。
ほかにこういう感じで、そのままアルファベット変換型に英単語の付加バージョンもあります。
・『白水阿弥陀堂(しらみずあみだどう)』:Shiramizu Amidado hall 、いわき市だとIwaki City
・『久能山東照宮(くのうざんとうしょうぐう)』:Kunozan Toshogu Shrine、人気のパワースポットの件はおいときつつも、例えば石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)だとIwashimizu Hachimangu Shrine、宇佐神宮だとUsa-jingu Shrineなどetc.
ブームのせいかマニアやフリークなどそういったことではなく、教養として美術史を身につけてる人も最近は増えてるということで、お金持ちといわれる人だったり、社長さんや経営者さんの美術品好きあるあるも、前以上によく実感します。
好きな国宝は人それぞれという感じで、木造玉依姫坐像もたしかに見てみたいですし、人によっておすすめは風神雷神図屏風(京都府)など色々あって、会話のなかで知らない単語がでてきて心配したり不安になる人も多いようですが、知らなくても特に気にならないです。国宝だけでも数は1000超えていますし(重要文化財だとさらにものすごい量で、興奮します)毎年じわじわ増加中です。
名前一覧とポイント(読み方つき)
いっしょにスタートしましょう。
・『絹本著色六道絵(けんぽんちゃくしょくろくどうえ)』:The six paths、シンプルにpathで道など、天道、人道、阿修羅道、畜生道、餓鬼道、地獄道、そのままわかりやすいタイトルです。
・『絹本著色釈迦金棺出現図(けんぽんちゃくしょくしゃかきんかんしゅつげんず)』:Shaka rising from the Gold Coffin
・『絹本著色秋野牧牛図(けんぽんちゃくしょくしゅうやぼくぎゅうず)』:Oxen、oxでウシの意味です。
・『絹本著色十六羅漢像(けんぽんちゃくしょくじゅうろくらかんぞう)』:Sixteen Arhats、Arhatで阿羅漢(あらかん)、仏教用語です。
・『絹本著色山水屏風(けんぽんちゃくしょくせんずいびょうぶ)』:Landscape screen、Color on Silk Landscape、Landscape on Folding Screen, color on silkなど
・『絹本著色秋景冬景山水図(けんぽんちゃくしょくしゅうけいとうけいさんすいず)』:Autumn and Winter Landscapes、Color paintings on silk of autumn and winter landscapes
・『絹本著色神護寺三像(けんぽんちゃくしょくじんごじさんぞう)』:Three portraits in Jingo-ji、源頼朝、平重盛、藤原光能(ふじわらのみつよし)
肖像画といえば、伝源頼朝像(でんみなもとのよりともぞう)も有名でしょうか。
いろいろな意味で、パワフルです。
デザインや色彩だったり、絵の描き方で細かく突っ込んでいくとしたら、
暈(くま、グラデーション)など、顔は裏彩色(うらさいしき)の発色効果だけでなく、人物の描き方、線の印象としては直線的な描き方で男性的なイメージです(女性的な曲線と比較して)。着物(装束)の黒の唐草文様、模様も注目してくまなく見てみると、おもしろいです。ほかの2枚の伝藤原光能像(でんふじわらのみつよしぞう)と伝平重盛像(でんたいらのしげもりぞう)と比較すると、表情や顔の感じも違いがあるので、すっかりファンだという人も多いでしょうか。藤原光能のほうが源頼朝よりも顔が曲線的で柔和な印象です。緻密な1本1本の眉もチェックポイントといえます。
熱中します。
このジャンルもあいだにはさんでいくとしたら、
・『大浦天主堂(おおうらてんしゅどう)』:Oura church
・『鐘楼(しょうろう)』:Belfry
・『日光東照宮陽明門(にっこうとうしょうぐうようめいもん)』:Yomeimon Gate of the Nikko Toshogu Shrine、眠り猫(ねむりねこ)でSleeping Catです。実際見てみるとかわいいです。
・『三経院(さんきょういん)』:Three Sutra Hall、東塔(とうとう)だとEast Pagoda、西室(にしむろ)だとWest Dormitoryなど
・『本堂(ほんどう)』:Main hall、御影堂など
・『帝釈天騎像(たいしゃくてんきぞうぞう)』:3Taishakuten (Indra) Riding an Elephant、イケメン仏像、東寺のこちらも有名かと思います。インド神話が好きな人にはおなじみ、インドラの名前も追加しておきます。全国ランキングはおいときつつも、マンドリルもかっこいいですが、こちらもかっこいいです。
・『開山堂(かいざんどう)』:Founder's Hall
・『金堂(こんどう)』:Golden Hall、大仏殿(だいぶつでん)でGreat Buddha Hall
大きい国宝といえば、東大寺金堂というイメージですが、一般的には東大寺大仏殿の名前で有名かもしれないです。関西気になります。最大(たしかフランスの凱旋門より大きかったはずです)。奈良の大仏(東大寺の大仏)といえば、ここの大仏を思い浮かべる人も多いと思います。蓮華座の毘盧遮那仏坐像(びるしゃなぶつざぞう)、
ハマります。
ルネサンス、イタリア美術もうつくしいですが、日本美術も包まれます。
仏像も、簡単にひもとくとしたら、額のほくろに見えるものは白毫(びゃくごう、長い白い毛)、頭のぶつぶつにみえるものは螺髪(らほつ、毛髪)で、いろいろな意味でひときわ魅力的です。
かっこいいです。
・『絹本著色文殊渡海図(けんぽんちゃくしょくもんじゅとかいず)』:Monju crossing the sea、文殊菩薩の文殊です
・『絹本著色真言七祖像(けんぽんちゃしょくしんごんしちそぞう)』:Portraits of Seven Shingon Patriarchsも
・『紙本金地著色松に草花図(しほんきんじちゃくしょくまつにくさばなず) 』:Pine tree and flowering plants、flowering plantsで草花です。
・『絹本著色無準師範像(けんぽんちゃくしょくぶじゅんしばんぞう)』:Portrait of Wuzhun Shifan、Wuzhun Shifanが無準師範の部分です
・『絹本墨画淡彩観音猿鶴図(けんぽんぼくがたんさいかんのんえんかくず)』:Guanyin, Monkeys, and Crane、白衣観音(びゃくえかんのん)を動物、猿の親子と鶴がはさみます。中国絵画もすごいです。
かわいいさるで、明るい気分になります。
・『五重塔初重壁画(ごじゅうのとうしょじゅうへきが)』:Paintings in five-storied pagoda、five-storied pagodaで五重塔の意味です。
・『紙本著色花園天皇像(しほんちゃくしょくはなぞのてんのうぞう)』:Portrait of Emperor Hanazono
・『紙本著色北野天神縁起(しほんちゃくしょくきたのてんじんえんぎ)』:History of Kitano Tenjin
・『紙本著色法然上人絵伝(ほうねんしょうにんえでん)』:The illustrated biography of priest Honen、Illustrated Life of Saint Honenも
・『紙本著色病草紙(しほんちゃくしょくやまいのそうし)』:Diseases and Deformities、color painting on paper
・『紙本著色絵因果経(しほんちゃくしょくえいんがきょう)』:Illustrated Sutra of Cause and Effect、cause and effectで原因と結果でこちらもおもしろい感じです。可愛い感じの絵がみたければ
・『紙本著色華厳宗祖師絵伝(しほんちゃくしょくけごんしゅうそしえでん)』:History of the Kegon Sect、華厳縁起 (Kegon engi)など
・『紙本墨画淡彩天橋立図(しほんちゃくしょくたんさいあまのはしだてず)』:View of Amanohashidate
室町時代といえば水墨画の時代というイメージで、止まらなくなります。
雪舟等楊(せっしゅうとうよう)、学校の授業やテストによく出る人物なので知ってる人も多いと思います。墨絵の神様、ひときわ心をつかみます。
気持ちいいです。
・『紙本墨画淡彩瓢鮎図(しほんぼくがたんさいひょうねんず)』:A Man Catching cat-fish with a gourd、gourdでひょうたん、cat-fishでナマズです。
・『紙本墨画鳥獣人物戯画(しほんぼくがちょうじゅうじんぶつぎが)』:Scrolls of Frolicking Animals and Humans (shihon bokuga choju-jinbutsu-giga)など 、鳥獣戯画の読み方だとちょうじゅうぎが(Scrolls of Frolicking Animals)
四大絵巻物の一つです。鳥獣戯画についてはほとんどすべて触りましたが、人気の甲巻だけ簡単にすると、
カエルとうさぎの相撲シーンが有名ですが、ほかにもウサギが水の中に飛び込んでいる場面など色々あって、かわいい動物たちが生き生きしてます。猿や猫やほかの動物たちも登場する絵巻です。ひょっとしたらどこかに好きな動物が隠れているかもしれない昔の絵巻と思うと興奮しますが、白描の読み方は「はくびょう」で、墨一色の線で描かれているので、擬人的な動物の絵の描き方がわかりやすいです。鳥獣人物戯画は4巻あって、甲の読み方はこう、乙はおつ、丙はへい、丁はていです。比較的、日本絵画が好きな人だけでなく幅広く知られている作品といえます。乙巻は動物図鑑のイメージが強いです。
可能性が広がります。
はずみます。
十一面観音(juichimen kannon)だと『絹本著色十一面観音像(けんぽんちゃくしょくじゅういちめんかんのんぞう)』、『木造十一面観音立像(もくぞうじゅういちめんかんのんりゅうぞう)』、『木心乾漆十一面観音立像(もくしんかんしつじゅういちめんかんのんりゅうぞう)』となど色々ありますが、Eleven-faced Goddess of Mercy、そのままGoddess of Mercyで観音もいい感じです。
ありがたいです。
・『紙本墨画淡彩夜色楼台図(しほんぼくがたんさいやしょくろうだいず)』:Snowclad houses in the night、Snowcladで雪でおおわれている意味ですが、与謝蕪村の作品です
・『絹本著色十二天像(けんぽんちゃくしょくじゅうにてんぞう)』:Twelve Deities(Devas)、Twelve Devas, color painting on silk、Color paintings on silk of 12 devasなど、deityも神です
・『絹本著色帰牧図(けんぽんちゃくしょくきぼくず)』:Ox and herdboys、騎牛でRiding on an ox
・『絹本著色阿弥陀三尊及童子像(けんぽんちゃくしょくあみださんぞんおよびどうじぞう)』:Amida Triad with a boy attendant, colour on silk、Amida Triadで三尊です。
・『キトラ古墳壁画(きとらこふんへきが)』:Frescoes in the Kitora Tomb、Mural-painting in the Kitora Tumulusとか、tombで墓(テウーム)、Tumulusで古墳(テュミュラス)、Mural-paintingで壁画の意味です(kitora kofun hekiga)
・『高松塚古墳壁画(たかまつづかこふんへきが)』:Frescoes in the Takamatsuzuka Tomb、Mural-painting in the Takamatsuzuka Tumulusも(takamatsuzuka kofun hekiga)、西壁女子群像(せいへきじょしぐんぞう)、天平美人といえば吉祥天像も思い浮かびますが、こちらは飛鳥美人たち、服装もうつくしいです(美人の絵はこちら)。
高松塚古墳の壁画は保存がむずかしそうですが、その分、引き寄せられます。
願ったりかなったりです。
・『上杉家文書(うえすぎけもんじょ)』:Uesugi Family documents (uesugi-ke monjo)
・『円珍関係文書(えんちんかんけいもんじょ)』:Letter written by Enchin、Documents related to the priest Enchinなど
・『御堂関白記(みどうかんぱくき)』:Diary of Fujiwara no Michinaga、The original handwritten diary of Fujiwara no Michinagaなどで、藤原道長の日記なので、プラスしてみます。
簡単なポイント説明もそうですが、御堂関白記は貴族日記、日常が知りたいときに、という印象です。
このあたりも展開してみます。
・『明月記(めいげつき)』:The Record of the Clear Moon、藤原定家の日記なのでThe Diary of Fujiwara Sadaieとかも見かけます
・『熊野御幸記(くまのごこうき)』:Kumano-gokoki、Visit of the cloistered Emperor to Kumanoなど
・『石幢(せきどう)』:Stone pillar、six-faced stone pillarなど、pillarのピラーで柱、こちらも考古資料になります。
・『鞍馬寺経塚遺物(くらまでらきょうづかいぶつ)』:Relics from the Kurama-dera sutra mound、relicsの読み方はレリクス、moundとは?でいくと塚で、やる気が出ます。
・『人物画像鏡(じんぶつがぞうきょう)』:Suda Hachiman Shrine mirror、mirror with design of human figures, bronze mirrorなど、隅田八幡神社の国宝です。
こういうのも、うずうずするので足してみます。
・『仏足石(ぶっそくせき)』:Footprints of the Buddha、Stone with the imprint of Buddha's feetとか、footprintで足跡
・『金銅藤原道長経筒(こうどうふじわらみちながきょうづつ)』:Gilt bronze Fujiwara no Michinaga sutra container、Fujiwara no Michinaga's gilded bronze sutra containerも (kondo Fujiwara Michinaga kyozutsu)
・『奈良県藤ノ木古墳出土品(ならけんふじのきこふんしゅつどひん)』:Artifacts from the Nara Fujinoki kofun (Nara-ken Fujinoki kofun shutsudohin)
・『大和国金峯山経塚出土品(やまとのくにきんぷせんきょうづかしゅつどひん)』:Artifacts from the Kinpusen sutra mound (Yamato no kuni Kinpusen kyozuka shutsudohin)
・『宮地嶽古墳出土品(みやじだけこふんしゅつどひん)』:Artifacts from the Miyajidake Kofun
・『武蔵埼玉稲荷山古墳出土品(むさしさいたまいなりやまこふんしゅつどひん)』:Artifacts from the Saitama Inariyama kofun (Musashi Saitama Inariyama kofun shutsudohin)、artifactsで出土品など面白いです。
・『金印』:Gold seal
最小や小さい国宝といえば、キラキラ金印のイメージです。漢委奴国王印(かんのわのなのこくおういん)の文字が刻まれてます。封泥印(ふうでいいん)、土偶より新しい国宝という感じです(福岡)。
こういう印鑑、ほしいです。
『曜変天目茶碗(ようへんてんもくちゃわん)』:Spotted tenmoku tea bowl、“Yohen Tenmoku” tea bowlsなど焼き物系の模様も綺麗です。稲葉天目(yohen tenmoku chawan)、陶器の茶碗といえば、一番最初に曜変天目茶碗を思い浮かべる人も多いかもしれないです(曜変とは、窯変)。世界三点についてはおいといても、中国で焼かれた茶碗、謎のあるミステリアスな陶磁器、漆黒の器に曜の輝く星みたいな模様、神秘的です。
引き寄せられるデザインです。
世界的すごい有名画家ルネサンスの天才、ルネサンス三大巨匠といえばレオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロたちですが、世界に3と聞くと(+1)ドキッとする人も多いと思います。
・『玳玻天目茶碗(たいひてんもくちゃわん)』:Tea bowl with tortoise shell pattern、tortoise shellで亀の甲羅、べっ甲など
・『楽焼白片身変茶碗(らくやきしろかたみがわりちゃわん):Raku tea bowl、銘 不二山(めい ふじさん、Fuji-san)、白楽(しろらく、White Raku)など漢字も色々です。
いろいろ飲みたくなる感じですが、器系もオープン感が魅力です。制作した作者や作家は、どのジャンルでも気になるという人は多いでしょうか。
・『飛青磁花生(とびせいじはないけ)』:Celadon flower vase with Iron Brown Spots (tobiseiji hanaike)、flower vaseとは花瓶や花器で、気分が明るくなる感じです。
・『青磁下蕪花生(せいじしもかぶらはないけ)』:Celadon turnip-bottom flower vase (seiji shimokabura hanaike)、Celadonで青磁、turnipは食べれるあのかぶ(蕪、かぶら)です。
・『線刻千手観音等鏡像(せんこくせんじゅかんのんとうきょうぞう)』:Mirror with engraved image of Thousand-armed Goddess of Mercy、観音菩薩だとAvalokitesvaraもありますが、Mercyで慈悲、いい感じです。
指先に注目してます。
絵だと手の描き方になりますが、手の動きで物語る印象でついチェックしてしまうポイントです。
(手の描き方については、親指もポイントです。ほかの4本の指と比較すると、構造や動きなどに違いがあるので自分の手を観察して描くときは、頭に入れておくとそれっぽくなりやすいです。女性らしい手にするなら曲線を強調して、男性らしい手を描くときはゴツゴツした直線的な線の手が多いこともポイントです。リアル絵になってくると、爪のカーブや手の関節などもしっかり描かれてる傾向があるので、このあたりなどもおもしろいです)
千手だとトリックアート(目をだます)だまし絵のようなものの原理にも応用できそうで、うれしくなります(アヒルとウサギ、女性が好きな人いるでしょうか)。
濃厚です。
・『金銅密教法具(こんどうみっきょうほうぐ)』:Gilt bronze ritual Objects of Esoteric Buddhism、Esotericで難解、Esoteric Buddhismで密教などの意味です。
・『金銅灌頂幡(こんどうかんじょうばん)』:Gilt bronze banner、Banner for the Kanjo Ceremony、幡で旗など
・『金銅経箱(こんどうきょうばこ)』:Gilt bronze sutra container、sutraで経の意味です。
・『色絵雉香炉(いろえきじこうろ)』:Incense burner in the shape of pheasant decorated with overglaze enamelsなど、Incense burnerが香炉で、pheasantが雉、overglaze enamelsが色絵の部分です。鳥の「キジ」、色彩がきれいですが、こういう感じで例文並みに長いものもあります。
じっくり展開してみます。
・『金銅柄香炉(こんどうえごうろ)』:Incense burner with handle in shape of magpie tail、magpie tailで鵲(カササギ)の尾っぽ、柄がハンドルだとわかりやすいかもしれないです。
取っ手(とって)です。
ここのあたりも個人的に好きです。
・『禽獣葡萄鏡(きんじゅうぶどうきょう)』:Mirror with birds, animals and grape design、designのカタカナはデザインなのでわかりやすいです。
・『海獣葡萄鏡(かいじゅうぶどうきょう)』:Mirror with marine animals and grape design、The Mirrors with Design of Marine Animals and Vinesなど
ぶどうのグレープでおいしそうな感じです。
どこか食欲がわく名前です。
食べ物の名前は、うれしいです。
・『海磯鏡(かいききょう)』:Mirrors with sea and islands、アイランドの響きもいいです。
・『金銅燈籠(こんどうとうろう)』:Gilt bronze lantern、ランタンで灯籠の意味です。
・『金銅八角燈籠(こんどうはっかくとうろう)』:Octagonal gilt bronze lantern、たこのオクトパスのoctでしましたが、tagonalで八角形です。英語語源系もおもしろいです。金銅がつく名前だとほかに、岐阜の金銅獅子唐草文鉢(こんどうししからくさもんはち)もあります。
・『銅版法華説相図(どうばんほっけせっそうず)』:Bronze plaque depicting Shaka delivering a sermon、depictで描くや描写するなど
・『金銀鍍龍首水瓶(きんぎんとりゅうしゅすいびょう)』:Dragon-head pitcher、Pitcher with Dragon Headなど
・『金銅鳳凰(こんどうほうおう)』:Gilt bronze Chinese phoenix、鳳凰のフェニックス
どっぷりハマるくらい、好きなモチーフです。
なかに進めていきます。
・『螺鈿八角須弥壇(らでんはっかくしゅみだん)』:Octagon-shaped Buddhist Platform with mother-pearl inlay、須弥壇は仏像が安置される壇です。
・『仏功徳蒔絵経箱(ぶつくどくまきえきょうばこ)』:Sutra box with maki-e decorations、decorationはデコレーションで、響きが好きです。
・『蓮唐草蒔絵経箱(はすからくさまきえきょうばこ)』:Sutra Box with Lotus Arabesques、模様で人気のアラベスクの唐草です。
・『玉虫厨子(たまむしのずし)』:Tamamushi Shrine (tamamushi no zushi)、法隆寺の厨子(厨子とは何か?でいくと経巻や仏像などを安置する仏具、両開きの扉)ですが、法隆寺の国宝所持数はすごいです。
付け加えるとしたら、東大寺も多いです。
大量です。
・『倶利伽羅竜蒔絵経箱(くりからりゅうまきえきょうばこ)』:Sutra box decorated with Kurikara Dragon in maki-e
・『沃懸地螺鈿金銅装神輿(いかけじらでんこんどうそうみこし)』:Mikoshi with gilt bronze fittings and mother of pearl inlay on ikakeji maki-e ground、fittingで金具や付属品など(ikakeji raden kondoso mikoshi)
このあたりの英訳だったり英語表記も、見てるとクラクラきておもしろい感じです。
きもちをつかみます。
・『柏木兎螺鈿鞍(かしわみみずくらでんくら)』:Saddle with oak tree and horned owl design 、oak treeで柏木、(kashiwamimizuku raden kura)
・『黒漆螺鈿卓(こくしつらでんしょく)』:Black lacquer table with mother of pearl inlay、Black lacquerで黒漆など、mother of pearl inlayで螺鈿で入れてみます。
・『時雨螺鈿鞍(らでんしぐれくら)』:Saddle with ivy and poem characters design、馬乗りにサドルで鞍です。恋の歌文字
・『八橋蒔絵螺鈿硯箱(やつばしまきえらでんすずりばこ)』:Writing Box with Eight Bridges (yatsuhashi makie raden suzuribako)、尾形光琳の代表作のひとつです。硯箱、興奮します。
・『円文螺鈿鏡鞍(えんぶんらでんきょうくら)』:Saddle and stirrups with circular motifs in mother of pearl inlay、stirrupsとは何か?というとあぶみ、それは何か?というと鐙、鐙とは何?で足踏み(あぶみ)の流れだった感じです。
うっとりします。
・『神楽和琴秘譜(かぐらわごんひふ)』:Secret kagura music for the six-stringed zither、シークレットで秘密、人に知られてないなどの意味です。
・『黒漆七絃琴(こくしつしちげんきん)』:Seven-Stringed Zither
こういうのは音楽が好きな人なども、のめりこんでそうな国宝です。
魅了します。
・『舟橋蒔絵硯箱(ふなばしまきえすずりばこ)』:、Writing Box Pontoon bridge design in maki-e lacquerとかも (funahashi makie suzuribako)、国宝の英語訳だと、こういうのもしみじみします。
・『片輪車蒔絵螺鈿手箱(かたわぐるままきえらでんまきえ)』:Toiletry case with cart wheels in stream 、トイレタリーケースで化粧品ケースなども
・『秋野鹿蒔絵手箱(あきのしかまきえてばこ)』:Toiletry case with autumn field and deer design、秋の絵が描かれてます。
・『浮線綾螺鈿蒔絵手箱(ふせんりょうらでんまきえてばこ)』:Toiletry case with floating thread twill motif、分解していくとしたらthreadは糸、twillは綾織など
・『蝶螺鈿蒔絵手箱(ちょうらでんまきえてばこ)』:Box with butterfly design in mother of pearl inlay and maki-e
・『梅蒔絵手箱(うめまきえてばこ)』:Toiletry case with plum blossom design (ume makie tebako)
神業的です。
プラスしていくと
・『花蝶蒔絵挾軾(かちょうまきえきょうしょく)』:Arm rest decorated in maki-e with design of flowers and butterflies、アームレストで肘掛けです。
・『花鳥彩絵油色箱(かちょうさいえゆしょくばこ)』:Box with flower and bird design、国宝だと日本文化を英語紹介する人も詳しそうです。
・『刺繍釈迦如来説法図(ししゅうしゃかにょらいせっぽうず)』:Embroidery illustrating of Sakyamuni Preaching、preachingで説法、embroideryで刺繍などの意味
・『四騎獅子狩文錦(しきししかりもんきん)』:Brocade with lion hunting、brocadeで錦。縫いなどです。
ゆるみます。
こういうのも飛び入りさせていくとしたら、
・『彩絵桧扇(さいえひおうぎ)』:Painted fan
・『葡萄唐草文染韋(ぶどうからくさもんそめかわ)』:Leather with grape arabesque pattern、そのまま、ぶどうのアラベスクパターンで入れ込みます。
・『竹厨子(たけずし)』:Bamboo cabinet、厨子でsmall shrineとかも見かけます。
・『牛皮華鬘(ごひけまん)』:Stylized Garlands、華鬘→Garland→花輪の流れです。
・『古神宝類(こしんぽうるい)』:Old sacred treasures
・『阿須賀神社伝来 古神宝類(あすかじんじゃでんらいこしんぽうるい)』:Sacred Treasures of Asuka Shrine
・『厳島神社古神宝類(いつくしまじんしゃこしんぽうるい)』:Old sacred treasures of Itsukushima Shrine (itsukushima jinja koshinporui)、神社だとshrine、寺だとtempleです。
やみつきになりますが、
徹底的に入れ込んでいくとしたら、
・『懸守(かけまもり)』:Amulet cases (kake-mamori)、首からかけるお守りです。・
・『青白磁円硯(せいはくじえんけん)』:Round inkstone of blue and white porcelain、porcelainも磁器、ink stoneで硯(すずり)、この色の硯もきれいです。
・『銀装革帯(ぎんそうかくたい)』:Leather belt with silver plating、道明寺天満宮だと上の青白磁円硯、牙笏(げしゃく)なども
・『絹本著色千手観音像(けんぽんちゃくしょくせんじゅかんのんぞう)』:そのままSenju Kannon, colour on silk、Sahasrabhuja、The Thousand-Armed Kannonなど、千手観音の表記は色々でおもしろいです
・『絹本著色桃鳩図(けんぽんちゃくしょくももはとず) 』:Pigeon on a Peach Branch, colour on silkなど、おなじみピジョンです。
じわじわ楽しくなります。
個人的な絵やイラスト関連の英語だと、trick(奇術やマジックetc.)のトリック、アートはそのまま芸術作品や技術、トロンプ・ルイユはフランス語(Trompe-l'œil、目をだますだまし絵)、錯視のそのままイリュージョンやoptical illusion、visual illusion(ビジュアル・イリュージョン)などが、突き出てるものの、こういうのも興奮します。
寄せ絵やはめ絵、アルチンボルドにハマってる人も多そうで、興奮します。気持ちいいくらいたっぷりあります。
こちらも挿入していくとしたら
・『秋草文壺(あきくさもんつぼ)』:Pot with design of autumn grasses、Akikusamon bottle、文がデザインなど色々ある感じです。
・『色絵藤花文茶壺(いろえふじはなもんちゃつぼ)』:Tea-leaf jar with a design of wisteria、Wisteria Jarとか(iroe fujihanamon chatsubo)、
色彩配色だけでなく藤の花の構図もきれいで、野々村仁清(ののむらにんせい)の代表作といわれる茶壺です。有名な日本人芸術家というイメージが強いでしょうか。
うずうずします。
・『絹本淡彩鷹見泉石像(けんぽんたんさいたかみせんせきぞう)』:Portrait of Takami Senseki
・『絹本著色那智滝図(けんぽんちゃくしょくなちたきず)』:Nachi Falls (kenpon chakushoku nachi no taki zu)sは重要かもと
・『絹本著色紅白芙蓉図(けんぽんちゃくしょくこうはくふようず)』:Red and white hibiscuses (kenpon chakushoku kohaku fuyozu)、芙蓉→ハイビスカスで入れておきます。
・『絹本著色普賢菩薩像(けんぽんちゃくしょくふげんぼさつぞう)』:そのままFugen Bosatsuとか、サマンタバドラ ボーディサットヴァのSamantabhadra Bodhisattvaとか、Bodhisattvaが菩薩の意味です。
白い肌に白い象、
国宝絵画といえば最初に、一番に思い浮かぶのは「普賢菩薩像」という人も多いかもしれないです。
プラスしてみます。
・『紙本墨画蓮池水禽図(しほんぼくがれんちすいきんず)』:Water Fowl in the Lotus Pondとか、water fowlで水鳥、俵屋宗達の作品です。
・『紙本墨画柴門新月図(しほんぼくがさいもんしんげつず)』:New Moon over the brushwood gate、 brushwoodで柴です
・『紙本著色玄奘三蔵絵(しほんちゃくしょくげんじょうさんぞうえ)』:Illustrated hand scroll of the Monk Zuanzang (Genjo Sanzo)、 (shihon chakushoku Genji Sanzoe)、Monk Zuanzangで玄奘三蔵(Genjo Sanzo)など
・『紙本著色後鳥羽天皇像(しほんちゃくしょくごとばてんのうぞう)』:Portrait of the Emperor Go-Toba
・『紙本著色日月四季山水図(しほんちゃくしょくじつげつしきさんすいず)』:Landscape of the four seasons 、The Sun and Moon Landscape of Four Seasonsも(shihon chakushoku jitsugetsu shiki sansui-zu)
・『絹本著色両部大経感得図(けんぽんちゃくしょくりょうぶたいきょうかんとくず)』:Divinely inspired Reception of the Two Great Sutras, colour on silk
・『鳳凰堂中堂壁扉画(ほうおうどうちゅうどうへきひが)』:Paintings in the Phoenix Hall、Paintings on the Walls and Doors in Chu-do Hall of Phoenix Hallなど、九品来迎図(くぼんらいごうず) でThe nine possible levels of birth into Amida's Paradise、本尊後壁画なども
・『紙本墨画松林図(しほんぼくがしょうりんず)』:Pine Trees (shihon bokuga shorinzu)、松林図屏風(しょうりんずびょうぶ、Shorin-zu byobu)でthe Pine Trees screenなども、ぼかし方、燕子花屏風と比較するとそれぞれの魅力の違いわかりやすいかもしれないです。
水墨画、墨の濃淡で描いてる絵です。長谷川等伯(はせがわとうはく)の余白、遠近感の出し方も注目ポイントです。シンプルな描き方や空間の作り方、しみてきます。
きれいです。
東京国立博物館の国宝室もチェックしておきたいところです。
・『絹本著色林檎花図(けんぽんちゃくしょくりんごかず)』:Apple Blossoms、Painting of Apple blossomなども
・『絹本著色鶉図(けんぽんちゃくしょくうずらず) 』:Quail (kenpon chakushoku uzura zu)
・『絹本墨画淡彩雪景山水図(けんぽんぼくがたんさいせっけいさんすいず)』:Snowy Landscapeなど
・『絹本墨画淡彩風雨山水図(けんぽんぼくがたんさいさんすいず)』:Wind and Rain Landscape Painting
国宝絵画、すごいです。
拾い上げてみます。
・『紙本金地著色燕子花図(しほんきんじちゃくしょくかきつばたず)』:Irises screen (shihonkinji chakushoku kakitsubata zu)、比較的有名なデザイン、どちらかといえば個人的にグラフィックデザイナーのイメージがある尾形光琳(日本人画家)の、雑誌や学校の教科書や資料集などにもよく出る絵です。比較的、有名なほうの絵と思います。配色もポイントにしつつ、デザイン面でもリズム感、伊勢物語
・『紙本金地著色源氏物語関屋及澪標図(しほんきんじちゃくしょくげんじものがたりせきやおよびみおつくしず)』:Painting of the chapters Sekiya and Miotsukushi from The Tale of Genji、俵屋宗達です。
・『絹本墨画淡彩出山釈迦図(けんぽんぼくがたんさいしゅつざんしゃかず)』:Sakyamuni descending the mountain after asceticism、 descende the mountainで下山など
・『木造弥勒菩薩半跏像(もくぞうみろくぼさつはんかぞう)』:Miroku Bosatsu in half-lotus position 、Maitreya Bodhisattva sitting contemplatively in the half-lotus position(mokuzo miroku bosatsu hankazo)、広隆寺です。宝冠弥勒(ほうかんみろく)でhokan miroku、弥勒菩薩半跏思惟像も読み、みろくぼさつはんかしゆいぞう、みろくぼさつはんかしいぞうなどあります。
国宝第1号は?のクイズでも有名なこの国宝です。英語だとシンプルに、Miroku Bosatsu Hanka Shiyui statueもよく見る気がします。
テンションが上ります。
こちらも足してみます。
・『紙本金地著色楼閣山水図(しほんきんじちゃくしょくろうかくさんすいず)』:Chinese landscape、ランドスケープで景色や風景です。
・『紙本金地著色桧図(しほんきんじちゃくしょくひのきず)』:Painting of a Cypress、狩野永徳が描いてます。
・『紙本淡彩随身庭騎絵巻(しほんたんさいずいしんていきえまき)』:Imperial Guard Cavalry、鎌倉時代のものです
・『紙本淡彩雪松図(しほんたんさいゆきまつず)』:Pine trees in snow (shihontansai yukimatsuzu)
円山応挙(まるやまおうきょ)の雪松図屏風(ゆきまつずびょうぶ)もうつくしい絵です。描き方としては没骨技法(もっこつぎほう)、金と墨で描く立体感、雪の白を紙で出す感じなど、こういったポイントもきれいです。右隻と左隻の松の描き方の細かな違い、直線と曲線の対比も惹きつけられて、のめりこみます。個人的には、ある意味3Dにも見えます。
リアルな制作過程を見てみたいくらい、高揚してきます。
ほほがゆるみます。
・『紙本著色観楓図(しほんちゃくしょくかんぷうず)』:Maple viewers、読み方がむずかしい漢字ですが、こうするとかわいいです。
・『紙本著色花下遊楽図(しほんちゃくしょくかかゆうらくず)』:Merry-making under aronia blossoms 、Merry-makingで浮かれ騒ぐでおもしろい感じです。
・『紙本著色餓鬼草紙(しほんちゃくしょくがきぞうし)』:Scroll of hungry ghosts、ハングリー・ゴースト(ツ)、カタカナ表記にするとまたひと味違う雰囲気です。
・『紙本著色源氏物語絵巻(しほんちゃくしょくげんじものがたりえまき)』:The Tale of Genji Scroll、そのままGenji Monogatari Emakiも良い気がします。吹抜屋台(ふきぬきやたい)の技法、登場キャラクターもそうですが、モテモテのイケメン美男子としても人気です。
絵の描き方や特徴についてだと、
源氏物語絵巻なら引目鉤鼻(ひきめかぎばな)の人物の描き方や、俯瞰法が有名と思います。光源氏(ひかるげんじ)も有名ですが、ツヤツヤ黒髪ストレートロングヘア、平安美人も着物の柄もうつくしいです。
「現存する絵巻物で、一番古い絵巻物は?」としたら、源氏物語絵巻という感じです。
突き進めていきます。
・『紙本著色紫式部日記絵巻(しほんちゃくしょくむらさきしきぶにっきえまき)』:断簡だとDetached segment of Murasaki Shikibu Diary Emaki など(shihon chakushoku Murasaki Shikibu nikki emaki) 『紙本著色紫式部日記絵詞(えことば)も
・『紙本著色地獄草紙(しほんちゃくしょくじごくぞうし)』:Scroll of the Hell、Hell Scrollなども(shihon chakushoku jigoku zoshi)
・『紙本著色伴大納言絵詞(しほんちゃくしょくばんだいなごんえことば)』:The Tale of Great Minister Ban、ミニスターで大臣です。
ポイントといえば、伴大納言絵巻(ばんだいなごんえまき)も四大絵巻物の一つです。
博物館はmuseumのミュージアムです(美術館だとmuseum of artなど)、ちょっと立ち止まって見てみると、おもしろいかもしれないです。作品(美術や音楽など)は work、展覧会はエキシビション(exhibition、発音注意英単語、ビのあたり強め)で、つい展開してしまうでしょうか。
気持ち良い感じです。
・『紙本淡彩納涼図(しほんたんさいのうりょうず)』:Family enjoying the evening cool、こちらも江戸時代の作品です (shihontansai noryozu)
・『六波羅行幸巻(ろくはらぎょうこうのまき)』:Removal of Imperial Family to Rokuhara (rokuhara gyoko no maki)平治物語だとThe Tale of Heijiなども良さそうです。
・『紙本墨画煙寺晩鐘図(しほんぼくがえんじばんしょうず)』:Evening bell from mist-shrouded temple、Evening Bell from a Mist Shrouded Templeとか、Evening bellで晩鐘の意味です。
国宝はおいときつつも歌川広重の作品で三井晩鐘(みいばんしょう)、Evening Bell at Mii Templeもあるので、これ系も気持ちをガッツリつかみます。
たぐりよせていきます。
・『紙本墨画漁村夕照図(しほんぼくがぎょそんせきしょうず)』:Fishing village in the evening glow、Fishing Village at Sunsetなど、evening glowで夕焼けの意味なので気持ちいいです。
・『紙本墨画寒山図(しほんぼくがかんざんず)』:Portrait of Kanzan、ポートレートで肖像画なども(リアルな人の顔の写真もおもしろいですが、絵バージョンも魅力的です)
・『紙本墨画山水図(しほんぼくがさんすいず)』:Landscape、The Broken Ink Landscape scroll、Landscape with ink brokenなど、破墨山水図(はぼくさんすいず)もありますが、狩野正信の『紙本墨画淡彩山水図(しほんぼくがたんさいさんすいず)』もあります。
・『紙本墨画秋冬山水図(しほんぼくがしゅうとうさんすいず)』:Landscapes of autumn and winter、Autumn and Winter Landscapesなど
国宝絵画といえば雪舟(せっしゅう)もそうですが、水墨画といえばも有名画家雪舟のイメージです。日本の代表的な水墨画家のひとりです。破墨山水図や秋冬山水図も描いてます。墨の濃淡だけで立体感などをここまで描くところがすごいですが、秋冬山水図は特に有名なほうと思います。モノクロ(白黒)での雪の描き方、自然の風景の描き方や技法の勉強になります。
神がかり的です。
感動します。
・『紙本墨画淡彩周茂叔愛蓮図(しほんぼくがたんさいしゅうもしゅくあいれんず)』:Zhou Maoshu Appreciating Lotuses (shihon bokuga tansai shu moshuku airenzu)、好きな名前のタイトルです。
・『紙本墨画瀟湘臥遊図(しほんぼくがしょうしょうがゆうず)』:Imaginary tour through Xiao-xiang、Imaginaryとは?で架空の、想像の
・『紙本墨画淡彩竹斎読書図(しほんぼくがたんさいちくさいくさいどくしょず)』:Reading in a Bamboo Grove、よく出る発音アクセント系のbamboo入ってます。
・『絹本著色一遍上人絵伝(けんぽんちゃくしょくいっぺんしょうにんえでん)』:Illustrated Biography of the Priest Ippen、Illustrated Biography of Ippen Shonin, colour on silkなども
描き方としては、一遍聖絵(いっぺんひじりえ)なども俯瞰構図のイメージが強いです。良い意味で、養分になります。
夢中になります。
・『紙本淡彩十便図(しほんたんさいじゅうべんず)』:Ten Advantages and Ten Pleasures of Country Life 田舎暮らしの長所など、紙本淡彩十宣図(しほんたんさいじゅうぎず) で Album of the Ten Expediencies and the Ten Merits、expedienciesで便宜(好都合)なども
・『絹本著色五大尊像(けんぽんちゃくしょくごだいそんぞう)』:Five Guardian Kings、降三世明王、大威徳明王、軍茶利明王、金剛夜叉明王、不動明王を中心に描かれてます。
・『紙本金地著色紅白梅図(しほんきんじちゃくしょくこうはくばいず)』:Red and White Plum Blossoms、尾形光琳の作品、あの時代のアーティスト、イラストレーター、デザイナーetc.スイッチが入ります。(shihonkinjichakushoku kohakubaizu)
・『絹本著色夏景山水図(けんぽんちゃくしょくかけいさんすいず)』:Summer Mountain、Summer Landscape, colour on silkとか
・『紙本墨画淡彩慧可断臂図(しほんぼくがたんさいえかだんぴず)』:Huike Offering His Arm to Bodhidharma 達磨大師、もしかしたら怖い絵に数えられるかもしれないですが、画僧 雪舟の人物画です。
この絵だと例えば、
岩の描き方と人物の描き方、細密さとシンプルな線の対比効果がポイントでおもしろい感じですが、雪舟は中国で技法を学んだ日本初の画家だったり、水墨画の巨匠、国宝絵画の多い画家といえば雪舟だったりと、こういった感じで、ものすごい人物です。日本を代表する墨絵アーティスト、才能のある日本人墨絵師、
気持ちをつかみます。
国宝絵画、アナログ手描きの魅力詰まってます。
触ってみます。
・『紙本金地著色風神雷神図(しほんきんじちゃくしょくふうじんらいじんず)』:Wind god and Thunder God 、海外でも人気といわれてます。絵の技法と俵屋宗達といえば、たらしこみ(塗ってから乾かないうちにまた他の色をたらしてにじみをだすetc.)という人も多そうですが、背景の金色余白の面積の大きさもポイントの構図です。こちらも日本の有名デザインのひとつといえます。
色の塗り方も細かく突っ込んでいくとしたら、
左側の雷神は白色、右の風神の色は緑色で、特に雷神が赤色でないこともチェックポイントだったり、ぼかし方、雲の描き方、風神雷神を描いた人ですすめていくと、俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一(さかいほういつ)の3人の作家が有名です。風神雷神図についての簡単解説はこちらですが、巨匠たちの名画、おすすめです。
風神雷神図屏風のスマホケースも偶然見かけましたが、かっこいい作成です。個人的には筋肉の描き方もポイントにしつつ、2Dだけでなくて3D、飛び出す3次元アートや現代アートバージョンも見たくなりました。
すきです。
ちょうどいいところでブログ文字数オーバーしたので、つづきAに突入します。
今後の予定は、この国宝英語一覧リストAと、比較的わかりやすかった都道府県別の国宝一覧リスト(模様が魅力的な北海道の中空土偶や、名古屋の犬山城etc.)を、展開してみます。
完璧にはできないタイプですが、日数おかずにがんばります!
今日も一日お付き合いいただき、ありがとうございます!!
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