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2019年12月05日

象の絵の描き方は?【絵画】有名画家と作品の名前と簡単解説!

ゾウの描き方について、ひもときます。
動物の中でも長い鼻と大きな耳で特徴的なゾウですが、サラサラと簡単に描けそうでいて実際には何気にむずかしい動物としてもおなじみです。(最近は絵を描く象の話題もうれしいですが)特にリアルなデッサン的な描き方で深く突き詰めていくと、アジアゾウとアフリカゾウでも違いがあるので、悩む人も多いのではないでしょうか。


例えば、象(ゾウ)の簡単な描き方として
@耳を大きく
A鼻をホースみたいに長く
B鼻に曲線気味の横線をスッスッと描く

というのがだいたい一般的と思います(イラストでも、絵でも)。こういうタイプの線数の少ないシンプルな簡単な象なら、歌川国芳(うたがわくによし、浮世絵師)の浮世絵、「和漢準源氏 鈴虫 九紋龍史進(わかんなぞらえげんじ すずむし くもんりゅうししん)」の右側の真ん中あたりの象の蚊遣り(かやり)が思い浮かんだりします。こういう点もふくめ、ひもといていきたい最大の陸棲哺乳類(りくせいほにゅうるい)、草食動物で興奮します。


ゾウの絵の描き方で細かく突き詰めていくとこちらも色々あります。本物のようなリアルさを付加していくなら@目を小さめ(長めのまつ毛)、Aしっぽに毛をつける、B場合によっては門歯を追加するetc.など具体的な目安はいろいろあるので便利です。

象の絵


人気絵師や巨匠たちの象の浮世絵や、有名な絵画や日本画も、目白押しです。例としてあげていくと、まずは忘れてはいけない国宝の「普賢菩薩像(ふげんぼさつぞう)」を思い浮かべる人が多そうです。普賢菩薩が六牙の白象(ろくげのしろぞう)に乗り、西ではなく東方から現れています。神様が白い象に乗っている絵と説明すると、簡単でわかりやすいかもしれないです。

描き方(塗り方)の重要ポイントとして、繧繝彩色(うんげんさいしき)を注目している人も多いと思いますが、これらもふくめて同系色の濃淡・ぼかしグラデーション、このあたりの技法やテクニック話題も盛り上がりそうです。絵画の国宝としては「1号」で有名です。


長い鼻のゾウの絵といえば長沢芦雪(ながさわろせつ、江戸時代の絵師の名前)の「白象黒牛図屏風(はくぞうこくぎゅうずびょうぶ)」もあります。おもしろさも挿入されている名画です。大きな体の横顔のゾウが見てみたい人にもおすすめです。色としては黒と白の対比が面白いです。脱線しそうですが、かわいい犬もいますし贅沢な余白の入れ方が好きだったりもします。かわいい簡単な象のデフォルメイラストも好きですが、こういう雰囲気の絵柄も魅力的です。

猫の絵で有名な奇想の絵師といわれる歌川国芳のゾウの浮世絵に、ドキッとする人も多いでしょうか。象の正面や後ろ姿を見ることができます。象の鼻の描き方も特徴的です。俵屋宗達、京都の天才絵師の白象図もそうですが(お寺や神社好きな人にも)、デザイン感といい、江戸時代の画家、アーティストetc.すごいです。


伊藤若冲(いとうじゃくちゅう、絵師の名前)の「象と鯨図屏風」の絵もあります。左にクジラ、右にゾウがいるあの水墨画の絵です。クジラを黒、象を白で描いているところだけでなくてこういう波の描き方もポイントですが、大きい獣対決みたいな感じで面白い絵です。白黒(モノクロ)の絵が見たい、上向きで左向きの横顔の象の絵を見たいという人は一度目を通しておくといいかもしれない絵です。このゾウの特徴だと鼻の先がくるんと丸まっていて、目の形がシュッとしてます。耳の描き方もオリジナリティー要素が抜群というのか、独創的で興味深いです。


伊藤若冲の絵だと、「樹花鳥獣図屏風(読み方:じゅかちょうじゅうずびょうぶ)」もあります。象の正面の絵が見れます。作品名も魅力的ですし、鳥、動物たちをたっぷり見たい人にもそうですが、升目描きやバランスの取れたカラフル多色塗りの絵が見たい人にもおすすめです。配色の決め方ふくめ、気持ちが明るくなるような塗り方です。ゾウの描き方も色々なほうが楽しめておもしろいです。ゾウの絵のありがたい点といえば、一般的に他の動物と違い、顔の特徴がはっきりしていることといえます。大きさもそうですし、これだけ特徴がある動物も珍しいので勉強になります。

くわえて、ゾウといえばガネーシャ(歓喜天)も思い浮かぶ人も多いかもしれないです。個人的には、その影響で、ゾウの近くにネズミを描きたくなったりもします(トビネズミのこともありますが)。この場合、頭がゾウで、頭から下の体が人間のような感じの(象頭人身)、個人的にはものすごくハマっていますが、そういう感じではない象の絵を探しているなら、インドラ(帝釈天)が象に乗っていたりもします。このあたりは、インドの神様や仏教美術、イケメン仏像、関連して阿修羅の話題etc.あたりの新しいカテゴリでまた掘り下げます。象は鋭い知性の象徴(シンボル)ともいわれてます。縁起の良い動物といわれる鶴や亀、フクロウなど世界には色々いますが、インドやタイなど象が神聖な聖なる生き物として考えられている国の絵だと、もっとたくさんの象の絵が見れるかもしれないので興味深いです。


ゾウのリアルな描き方、突き詰めていきます。
顔や体の描き方で、耳はアジアゾウよりアフリカゾウのほうが比較すると大きいとされていることもポイントです。具体的にひもとくと、アジアゾウは体は背中の真ん中をへこませずに盛り上げてふくらませて高くする描き方だったり、鼻先の形や(アジアゾウだと指状突起が1つ、鼻の先端上側に指のように出ているところに注目)、足の蹄(ひづめ)の数に違いをもたせるリアルな書き方etc.あります。簡単にいえば住む場所が違うのですが、体型の違いもチェックポイントです。

豆知識ではないですが、象の鼻は鼻と上唇で中には骨がないことでも有名です(動きは筋肉で)。鼻が長い、耳が大きい、足が太いの一般的にいわれる共通点と同時に構造的なものも覚えておくといいかもしれないです。

室町時代や江戸時代の人たちも興奮したのではないでしょうか。強くて高い知能(記憶力が良くて頭がいい)動物としても有名ですが、現代の今だと動物園でじっくり観察できるので、行ったときは足や象の鼻先に注目してよく見てみると発見があっておもしろいと思います。

日本だけでなく海外の絵画だと、サルバドール・ダリの「象」の油彩画(油絵)も有名といわれています。作品名が「象」です。逆にシンプルな題名が絵の何ともいえない価値を引き出している気がします。あのインパクトにドキッとしました。

アイディア例


象の色の塗り方としては、定番の灰色(グレー)や水色以外だと、かわいい雰囲気のイラストにしたいときはピンク色に塗るのもひとつの方法です。逆引き辞典のようにしていくと例えば、おしゃれにしたいときは模様を入れる書き方もそうですし(象の足裏模様も魅力的ですが)、オプション的な小物・小道具も追加していくと、おいしそうな真っ赤なりんごもいっしょに入れると色のアクセント(ポイントカラー)になって画面の引き締め効果にも、ほかに、シャボン玉や水しぶき・シャワーでリズム感を出す方法(象のじょうろも子供の頃好きでしたが)、サーカスのように玉乗りしている象や、エスニック系の柄を入れたり、他の動物と合わせるならキリンと一緒にサバンナの雰囲気を出したり、かっこいいではなくかわいい感じにしたいときはうさぎと一緒に描いたりetc.可能性は広がる感じで象もおもしろい画題です。ボールペンではなく筆ペンで描きたい時は、伊藤若冲の象図も抽象画としてだけでなくシンプルな線画として参考にしてる人も多いかもしれないです。マンモスは直の祖先ではないということですが、他の動物と比較すると共通点は多いので元になりそうなものの、耳は小さめにするとそれっぽくなりそうでドキドキします。

象以外の絵についてだと、例えばライオンの絵といえば、竹内栖鳳(たけうちせいほう)の虎・獅子図屏風の左隻、ナマズの絵といえば如拙(じょせつ)の瓢鮎図(ひょうねんず)、鳥の絵の書き方といえば伊藤若冲などetc.このあたりは人によると思いますので、有名な絵・アート系もまた新しくピックアップしてみます。

完璧にはできないタイプですが、日数おかずにがんばります。
今日も一日お付き合いいただき、ありがとうございます!!

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