2019年12月01日

猫の描き方ポイントは?本物を見るときに注目する特徴や美術まとめ

猫の描き方や、実際のリアルな猫を見るときに注目してるポイントについてです。

猫の種類も、ミックスやマンチカン、スコティッシュ・ホールド、ロシアンブルーetc.と多く、顔の形や耳の形・位置もそれぞれで一概に猫の描き方はこうとはいえないですが、「猫の特徴とは何だろう?」「猫の描き方(顔や体)はどうすればいいんだろう?」と思ったことがあります。


目について



・瞳孔(どうこう)
黒目の部分についてです。黒丸の部分と覚えてみると簡単かもしれないです。ここを通って眼球内に光が入ります。テレビや動画でも猫を見るチャンスがあればここもチェックしてみると、おもしろいと思います。時間帯とか日当たりだったり、その場所の光量の関係でも細くなったり広がったりします。太く丸い形に、個人的には、瞳孔が広がってる猫の絵のほうがかわいいと感じることが多い気がします。興奮しているときとか、おいしそうなものをよく見ようとする瞬間もチャンスです。


・目の色は?大きさは?
人間がカラーコンタクトを付けて、印象が変わるのと似ていて目の色もポイントです。
金色、ブリリアントゴールド、ヘーゼルとか、アンバー、カッパー、ブラウンとか、ヘアカラーの一覧みたいですが、色の名前の表現は色々です。グリーン、ブルーグリーン、オレンジ、レッド、ブルーetc.どの色もみんなきれいです。オッドアイ(左右の目の色に違い・青色とか)の猫もいます。塗り方は千差万別です。


目の大きさはどうか?というと、例えばアメリカンショートヘアなら、目の幅を左右の目の間の幅と同じ位にしたりとかいろいろ考えられます。


顔の描き方について



先に、一般的な猫の簡単な描き方に触れてみます。
@耳はおにぎりみたいに三角に
A目と鼻をちょんと丸く
B鼻の下に人の字を書く 

(顔の形:丸や楕円形、丸っぽい三角etc.)

具体的につめます。
横顔の鼻のカーブラインをどうするか?については、猫によって浅かったり深かったりおでこから直線的だったり、ネコによります。よく見るとわかりやすいと思います。


リアルに本物っぽい絵のポイントは『ヒゲの本数を多めに描いている』ように見えます。より細かくディティール面なども追求していくなら『4段や左右大体12本ずつを目安に描く方法』もあると思いますが、『目の上やあごにひげを描くだけの簡単な方法』でも一気にリアルさが増す気がします。


皮膚の下にある筋肉や骨、写実的・表面描写を超えていくレオナルド・ダ・ヴィンチの解剖学追求もそうですが、猫の口の中、猫の舌のざらつきだけでなく、口の中の歯を犬歯や臼歯、切歯とかで30本しっかり描き入れてインパクトを出す方法も考えられるものの、それを描かなくてもそれを意識している絵もあれば興味深いです。

三半規管、猫の関節の柔らかさも参考になるかもしれないです。

『目の形も上まぶたのほうはアーモンド型っぽくして下の形は丸くを目安にする方法』や『顔の形は楕円形で描くやり方』、『顔の描き方は目の真ん中のラインで上下にだいたい半分を目安にする描き方』などいろいろありますが、これもリアル寄りかとかデフォルメ具合で微調整してる人が多い気がします。

足について


本物のようなリアルな絵だと、うしろ足を指4本にして、前足5本にするとかも考えられますが、どのくらいデフォルメ寄りかで千差万別の印象です。(チーターの件はおいておきますが)爪の出し入れができることを考えたり、ぷにぷにでおなじみ肉球の色はピンクやあずき色、黒色とか色々、形はぷくっとふくらんでます。描く人によってそれを意識している人も多いようです。


猫の色は?


カラーポイントやバイカラー系、黒白、赤白、灰白が好きな人も多いかもしれないです。マッカレルタビー→サバトラ(mackerelのマッカレルで魚のサバの意味)・キジトラ、レッドタビー→アカトラとか色の名前の表現はたくさんあります。例えば、トーティーアンドホワイト→三毛猫(トーティーで)もあります。個人的に、アメリカン・ショートヘアのぬいるぐみが子供の頃お気に入りだったので、カメオクラシックタビーも好きだったりしますが、シェーデッドシルバー、ブラックスモークなど、色の名前が好きな人にも猫の模様の名前はおすすめです。

絵のイメージが広がりやすいのは、ホワイト・ブラック・グレーから水墨画(その逆も)もそうですが、しま模様を見ると線画や抽象画が、頭の中で展開しやすいイメージです。例えばヒョウ→スポッテッドタビー(スポテッドで)とか、ムギワラ、トーティーシェルの模様も、想像力が広がりやすいような、そういう印象です。

猫のポーズについて


飛び猫の写真も見ると元気になる気がしますが、歩いてる、走ってる猫、座り猫をベースとして、寝ている・ストレッチみたいにのびてる猫・毛づくろいしてる猫を見れば癒やされる人も多いのでそういうポーズも観察しているとヒントになりそうです。


本物のリアルな猫に接するときに気をつけてるポイントは、なるべく目を見ないこと、じわじわ自然とさりげなく近づくこと、まるく体をかがめてぐっと姿勢を低くすることなどです。なんでもないふりをしてそばに近づいていっしょにいます。子供のころ住んでた団地に猫がいっぱいいてよくいっしょに遊んでいたので、猫パンチをうけてもしあわせですが、手をだすときや触るときは、軽くグーの形みたいに丸めて小さめにして触ります。人差し指1本で触るときもあります(パーの形みたいに大きく広げて怖がらせないことが注意点のひとつと思います)。猫は肉球だけでなく、耳もさわり心地がいいです。猫と仲良くなる方法や友だちになる方法はたくさんあるみたいですが、このあたりは大事にしてるポイントだったりします。


しっぽが立ってたり、お腹を見せてくれる時とか、ヒゲが下がってたり、瞳孔が細くなってたり、気持ちよさそうなときとか、猫と仲良くなれそうなヒントやチャンスはけっこうあります。

逆に、耳が後ろ向きになってたり、後ろに耳が寝てたり、うずくまりとか、しっぽ先が下のほうにいってたりする時は気をつけてるので色々知りたいです。



猫の絵、置物や彫刻といえば?


猫の絵画といえば、菱田春草(ひしだしゅんそう・画家の名前)の黒猫の黒き猫(ポイント:目も印象的ですが、黒色であるにも関わらずの毛のふわふわやもふもふ感の描き方など)、小原古邨(おはらこそん)の「猫と金魚(作品名)」もかわいいのでチェックしてます。浮世絵だと歌川国芳(うたがわくによし)の猫の絵も有名です。流行猫じゃらしや猫又・化け猫など魅力的な猫が目白押しなのでおすすめです。愛猫家の画家や猫好き絵師はたくさんいます。

個人的に、浮世絵の猫で好きなのは、浮世絵師・歌川国貞(うたがわくにさだ)の「新板 風流相生尽 卯春(しんばん ふうりゅうあいおいづくし ういはる)」の猫です。ほかにもたくさんいますが、特にこの猫のポーズというか顔の角度が絶妙な感じでお気に入りです。世界的に有名な画家や海外の芸術家だと、フランシスコ・デ・ゴヤやパウル・クレーの猫と鳥、虚谷(きょこく)の蝶猫図も不思議な魅力です。テオフィル・アレクサンドル・スタンランの猫と幼女の黒猫や、フランツ・マルク、藤田嗣治(ふじたつぐはる、レオナール・フジタ)の白猫も興味深いです。猫アートもおすすめです。


昭和、大正、明治も江戸時代の猫愛もそうですが、猫は鳥獣戯画(鳥獣人物戯画、日本で1番古い漫画といわれてます)にも少しですが登場するのもポイントです。
猫の名画や、絵画以外も突き詰めていくと、猫の置物といえば招き猫、彫刻といえば日光東照宮の眠り猫もあります。猫の顔の女神バステトとか、エジプトといえばピラミッドやスフィンクスと同じくらい猫も思い浮かべる人も多そうです。時代や場所によって聖なる生き物だったり、魔女の使い、妖怪のようにとらえられたりいろいろですが、ここまで人間を惹きつけている動物も本当にめずらしい印象です。

絵の描き方は気になりますが、外見的な美の基準とかは気にならないです。

猫の名前つながりでイタチに似ているジャコウネコの世界一高いといわれるコーヒーも気になるところですが、猫の祖先でもあるミアキスや、ゲームやアニメにも出てきそうなかっこいいスミロドンのちょっと残念なところにも何気に共感したり、今はどうしたらいいのかわからないものの、いいときに色々な分野の人にもっと教えてもらえたらうれしいです。

完璧にはできないタイプですが、
今日も一日、お付き合いいただきありがとうございます!!



参考資料
カー・ウータン博士著.カナヨ・スギヤマ絵. ネコの本. 東京, 講談社, 2000, 32p.

タグ:絵の描き方
posted by Sai at 23:15| 絵の描き方
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